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 オーラルケアマネジメントの診察の流れ

オーラルケアマネジメントにはオーラルケアマネジメント・初期治療(IP)とそれが終了した後に始まるオーラルケアマネジメント・サポーティブセラピー(STとがあります。

当院にかかられることになった患者さんの場合:当院にて治療を開始された患者さんの場合には、治療計画の際にご説明をいたしますが、まずは、口腔内の環境をベストの状態に保つための準備を行います。これは、これから生涯お口の中に問題が発生しないように、分析して、2度とつらい思いをしないで済むように準備を始めるということで、当院ではオーラルケアマネジメント・初期治療(IP)と呼んでいます。口腔内の病気の程度、予約の状況にもよりますが、一般的には2−3ヶ月を目安に集中的に口腔内の状態について一緒に考えていきます。歯周病が重度な場合には6ヶ月程度かかる場合もあります。

 

 

 オーラルケアマネジメント初期治療(IP)の流れ

1回 1時間程度:歯科衛生士により行われます。これから先の口腔内の問題が発生しないで済むように、将来の口腔内全体の管理がうまくいくように目標を持って患者さんと相談して進んでいきます。

口腔自己管理能力、病気のなりやすさを評価します。虫歯の診査、歯肉の状態の診査に関しては再度、歯科衛生士がマイクロスコープを用いて細かくチェックします。

う蝕予防、歯周病の初期治療を行います。病気の程度あるいは個人の能力により、初期治療の回数は異なりますが、一般的には10回程度です。この徹底的なセッションにより将来のリスクを可及的に少なくすることを目的としています。

 

 

 オーラルケアマネジメント・サポーティブセラピーST)の流れ

1回 1時間程度:患者さんの口腔内の状況によってはサポーティブセラピーの間隔は異なります。平均的な間隔は3ヶ月から6ヶ月です。そして、十分な環境は整った患者さんの場合では1年の来院となっていくでしょう。

口腔自己管理能力、病気のなりやすさを自己評価します。虫歯の診査、歯肉の状態の診査に関しては歯科衛生士がマイクロスコープを用いて細かくチェックします。口腔の健康に問題が見つかった場合は、その原因を改善できるよう指導します。

噛みあわせの診査、歯の破折の予防に関してはドクターがチェックします。

サポーティブセラピーに来院されている患者さんであっても、口腔内の状況にかなり問題がある場合はドクターの診断ののちに、口腔管理の初期治療にもどる場合があります。また、病気が見つかった場合には、残念ながら治療を開始する必要があるかどうか、歯科衛生士あるいはドクターを交えて相談をする場合があります。

 

 

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