Hirschfeld & Wasserman (1978)
A long-term survey of tooth loss in 600 treated periodontal patients. J Periodontol. 49. 225.


翻訳 宮下裕志(JDPIC研究会)

要約:歯周病治療の主なゴールはできるだけ多くの歯牙の健康に、機能的に、快適に 維持することである。
歯周病は慢性の疾患であるので、治療の効果を評価するための最もよい方法はよくド キュメントされた多くの症例を長期間観察することであろう。
同じ数の治療した症例と未治療の症例を同じようにドキュメントし比較することは理 想的な方法であろう。
しかしながら、臨床医においてそのようなアプローチは好ましくない。 最近では数多くの短期間観察(2-5年)の研究において、歯周病に対するさまざまな 予防テクニックの効果が試みられた。
ポケット除去療法といった特別な方法はRamfjord や Lindhe により長期的な研究に より評価された。
Oliver は422人の患者を積極的な治療の後、平均10年追跡し、歯牙の喪失に関 して報告している。
同様な歯牙の喪失に関する評価法は Ross and Stern によっても行われた。
この調査は治療後15年以上メインテナンスした患者からのデータを得るために行われた。

キーワード
歯周病メインテナンス


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