当ホームページにようこそ。
 神奈川県藤沢市の小さなお寺が作ったHPです。
 このHPの構成は以下の通りです。

隆昌院の縁起

年間行事

お寺からのお知らせ UPDATED(更新 2006年4月9日)

 ページの一番下のフォト・レターもお楽しみ下さい

交通の案内

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宗 休 庵  隆 昌 院 縁 起

縁起
 
柄沢山宗休庵 隆昌院 通称「柄沢の鬼子母神」「創立」 元禄十六年(西暦1703年)約303年前「開山」閑攝院相休日心上人 播州赤穂、城主浅野内匠頭の家臣奥田孫太夫の末子、君父菩提のため鎌倉に来たり、両山(鎌倉妙本寺、池上本門寺)二十四世日等の法弟となり比企永代千部大会を開闢し、その法勲により日等より鬼子母神像を賜り当地に当院を建立する。その後本堂が大破し、文久三年(1863年)今日の本堂を再建す。当山安置奉る子育厄除鬼子母神は日蓮上人が松葉谷草庵に中老日法上人に彫刻させ宗祖開眼の尊像と伝えられ、後に比企大学に与え、妙本寺に格護、両山六世日行に夢告あり、両山七世寿(稚児貫主)を現出させた由緒ある尊像といわれる。以後、現在に至るまで子供の守護神として子宝成就、安産成就、育成祈願、虫封じ、命名、厄除け等でご利益甚大にして信者参拝多し。病弱の子供が丈夫になり、長命を得た人々の孫を連れての参拝者多数あり。


寺宝
 
小湊二十九世
本尊、霊鷲院日審所持法華経一部八巻、小川泰堂自筆額。
小泉八雲全集十八巻。三巻十八ページに江ノ島より帰途鬼子母神参拝の著述あり、当院であろうと言われている。



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年間行事

毎月28日鬼子母神例祭 題目祈祷会を厳修致しております。
個別のご祈祷・ご法事等については個々にお受けしております。


その他の行事

 3月20日(彼岸中日) 春彼岸会塔婆供養
 8月 4日 施餓鬼会
 9月23日(彼岸中日) 秋彼岸会塔婆供養
10月18日  報恩御会式
12月22日(冬至) 星 祭

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お知らせ

☆ It‘s about time.




         ☆   隆昌院 枝垂れ桜の開花状況 4月9日 やっと満開です。

 当ホーム・ページを立ち上げて早五年となりました。その間当ホーム・ページの更新は2回のみでいろいろなところからご指摘を受けておりましたがホームページ・ビルダーの勉強も中途半端で更新をサボッておりました。その間に時代はMLやらブログの時代になっておりました。ただ、通信もADSLや光通信への切り替えが進んだ結果、当サイトもアクセスへのストレスが減ったことから、多少のヒットを受け、いろいろなご相談を頂いております。
 ただ一方で更新をサボっていた結果、本堂修復工事がまだ終わっていないと誤解されたりしたり、先代の住職の遷化の報をお伝えすることができませんでした。
 
また、寺報の印刷・送付コストを考えるならば、当山からの檀信徒他への情報伝達手段としてもっとインターネットを利用すべきものと考えに現状でも変わりはないことから今度少し小まめに更新を行っていきたいと思います。

       本堂修復工事後の風景をお送りいたします。





☆ 春彼岸に寄せて 「永遠の命をもとめて」 ( 隆雄記 )

臓器移植の是非については医療倫理の問題や待機患者の優先順位等のテクニカルな問題など、未だ議論が尽くされていないところではあるが、ソルトレークシティー オリンピックの最中、二つの臓器移植の新聞記事が私の目に飛び込んで来た。

一つは、銃に撃たれた少年の肝臓の移植を受け、スノーボードのパラレル大回転で銅メダルを取った米国のクリス・クルーズ選手を取り扱った二月十七日の朝日新聞の記事、そしてもう一つは同じ朝日の十四日の小さな囲み記事であった。それは、一九九六年に亡くなった元スリランカ大統領・シャヤワルデネ氏の角膜の一部が群馬県の六十六歳の女性に移植されたというものであった。

特に二つ目の記事に驚かされずにはいられなかった。昨年九月に米国で起こった同時多発テロの後に何度となくシャヤワルデネ元大統領の名を立正大学の講義等で見聞きしていたからである。この元大統領こそは半世紀前の一九五一年のサンフランシスコ講和会議にセイロン代表として出席し、敗戦国の日本に対し賠償請求権の放棄を表明したその人であった。その表明の中で引用したのが原始仏教聖典の一つである『ダンマパダ』(『法句経』)の以下一節であった。「実にこの世において怨みに報ゆるに怨みを以てせば、ついに怨みのやむことなし。怨みをすててことやむ。これは永遠不変の法である。」(『ダンマパダ』中村 元訳)

もちろん、米国での同時多発テロのような非人道的行為を否定することはもちろんではあるが、そのテロに対する武力報復が、復讐以外の何物でもないことはパレスチナに和平がいつまで経っても来ないことが物語っている。

我々の日常生活にも同じようなことはいくらでもある。他人の怒りの言葉に対しては棘のある言葉を返さないと何か自分一人ばかにされた気持ちになってしまうし、鼻持ちならない他人の自慢話をじっと我慢して聞きつづけることもできない。「自分が」、「自分は」、という我執から解き放されないかぎり、我々の心の彼岸は遠い。

故シャヤワルデネ氏の生き様そしてその死に様は我々に一つの仏教徒としての生き方を示している。私たちは他人のために生きることにより理法としての仏の教えによる永遠の命を受けるができるのではないか。半年に一度やって来るお彼岸にただ六波羅密の言葉の意味を考えるばかりではなく、我執を捨て真に他人めに生きること実践したいと思う。先祖供養、近親者の霊に回向することは、他人のために生きることの第一歩である。

 立教開宗七百五十年の正当年を迎えるにあたって真のお題目を考えることとしたい。  (2002年3月『隆昌』掲載)

☆ 個人の永代供養についてのご意見等ございましたらお聞かせ下さい。 昨年の五月にある檀家さんとのご縁で当山にも永代供養塔が建立されました。後継者のいらっしゃらない方々を対象としております。お気軽にご相談下さい。


☆ 来年4月を目途として「法華経の勉強会並びに写経会」を立ち上げたいと考えています。壇信徒以外の方の参加歓迎致します。

4月の第二土曜日より月一回 午後3時より午後5時まで
内容は、法華経本門の中心である「如来寿量品第十六」の書き下しと写経により法華経の理解の一如とする。

☆ 池上本門寺様からリンクして頂けることになりました。当ホームページも更新の頻度を高めるよう努力するつもりです。

 なお、池上本門寺のホーム・ページにジャンプするには以下をクリックしてください。



交通案内

JR藤沢駅より:

タクシーで10分程度、
または神奈川中央交通バス 関谷インター経由大船駅行き 柄沢神社前停留所下車又は渡内経由大船駅行き 柄沢橋停留所下車 徒歩3分程


JR大船駅より:

タクシーで15分程度、

またはJR大船駅・西口(大船観音側)より、神奈川中央交通バス(関谷インター経由藤沢駅行)で柄沢神社前停留所下車

又は(渡内経由藤沢駅行)で柄沢橋停留所下車 徒歩3分程

(東京方面より)自動車でお出かけの場合は:
国道1号線を原宿の先、鉄砲宿にて戸塚茅ヶ崎 (30) 線に入り、藤沢橋手前の大船入口交差点を左折し大船県道(小袋谷藤沢(302)線にて大船フラワーセンター方面へ直進し、柄沢橋の交差点を過ぎてすぐのSEIMS(セイムズ)の横の狭道に入ってすぐ。駐車場有り。

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お問い合せ先

電子メールのアドレス:
ryushoin@hotmail.com

Web のアドレス:
"http://www6.plala.or.jp/RYUSHOIN/"

電話番号:
(0466) 23-2492 (宗)宗休庵 隆昌院 住職 望月隆雄

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最終更新日 : 平成18年4月9日

平成14年11月26日よりのアクセス件数


山内 フォト・レター 百聞は一見に如かず



 夜の木蓮