8/6 Chicago, New York
 8時過ぎに起床、STEVEさんのガールフレンドに駅まで車で送っていただき電車で空港へ。今日はセキュリーティーチェックも混雑もなくスムーズに終わりました。そういえばいつだったかニュースで今年になって有色人種に対する国内便のチェックがすごく厳しくなったと言っていましたが僕の印象からすると去年とそんなに変わらない気がしました、昨日とか混んでたこともあってすごく適当っぽかったし(まあ実際はそんなことはないんでしょうが)。出発時間まで各自自由行動、僕はスターバックスの売店でサンドイッチと水を買って食べました。しかし空港で買うと高いですね、まあ野菜もたっぷりでおいしかったので良しとしましょう。2時間ちょっとのフライトでニューヨーク、ラガーティア空港へ。飛行機で2時間というのはどうにも中途半端、寝るには短かすぎるしただぼーっとしているのも暇だし。電車なら景色とか見てればすぐなんですけど。
 ニューヨークに到着、空港にはラジオ局WFMUのロブさんがわざわざレンタカーを借りて迎えに来てくれました、本当に感謝です。ほぼ1年振りの再会、やっぱり外国では知っている人と会うとほっとします。ニューヨークの街中を抜けてロブさんのアパートのあるニュージャージーへ。ニューヨークはやはり都会ってかんじですね、道下君も気に入った模様、車内から写真を撮ったりしています。金子さんは隣で爆睡中。都会だから仕方ないのかひどい渋滞、ニュージャージーへ渡るホーランドトンネルが原因のようです。僕らもその長いトンネルを抜けてロブさんのアパートへ到着。今年引っ越したばかりというアパートは広くて綺麗で部屋もたくさん、バスルームも2個もあるという立派なところでした。ロブさんの奥さんジーさんとも久々の再会、彼女には去年の滞在の時もとてもお世話になりました。新居の一室はレコード室になっていてすごいコレクションが揃っていました。あたりまえのように光束夜の1stのアナログとかあって金子さんも驚いていました。しばらく休憩して近所のレストランで食事。メニューからするとベトナム系の中華料理でしょうか、よく分かりませんが。僕は昨日に引き続きカレーを注文、出て来たカレーはさらさらのスープ状で鶏肉とじゃがいもがごろごろと入っており見た目は札幌のスープカレーのようで大いに期待、しかもメニューには激辛マークついてたし。食べてみると、味はまあカレーですね、普通に美味しかったです。アパートに戻り金子さんは仮眠、僕らもレコードを聴いたりしてだらだら過ごしました。去年ニューヨークに来た時ロブさんに教えてもらいすっかり気に入ったアーティスト"tuck tuck tuck"の新譜が出たというので聴かせてもらいました、やっぱりすごい。彼はプロフィールは一切公表せずライブもやらないのでその存在は全く謎、ロブさんがレーベルに問い合わせても何も教えてくれなかったそうです。
 ところで今日の目的はWFMUでのスタジオライブ録音です、車でスタジオへ。パソコンがあったのでメールチェックを試みたのですが何度やってもエラー、仕方なくそこらにあった雑誌を見ているとTIME OUTという情報誌に金子さんが何と写真入りで紹介されていました。ソニーロリンズの記事と同じ位の大きさです。これを見て明日お客さんが来てくれるといいのですが。ちなみに明日はPUFFY(そうあのAMIとYUMIのPUFFYです)もニューヨークでライブがあるらしいです、まあ関係ないと思いますけど。
 録音スタッフの方々も現れ、まず金子+志村の録音からスタート。ロビーで聴いていたのですが、個人的にはアメリカ滞在中この時の演奏が一番良かったと思います。つづいてLSDマーチ。スタッフ皆すごく親切で雰囲気もよく、何より音もすごくいいのでとても演奏しやすかったです。この辺で終わろうかとなった時、僕の「ギターソロが弾きたい」というわがままによりもう一曲録音。この日の演奏は後日WFMUのサイトでインターネットでも聴くことができるので詳細は省略、お楽しみに。ロビーで差し入れのビールを飲み、アパートに戻ってからも引き続きビール。この日は少々飲み過ぎてしまい、志村さんと道下君相手に一人でしゃべりまくってしまいました…すみません。ビールもなくなり、しゃべり疲れたところで就寝(まったく勝手なやつだ!)。

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