--作品紹介「こんな町がいいなー。」---   


■作品には

いろんな人の

いろんな理想の町が

つまっていました。

●外国人の私にとって西部地区の町並みは、いずれも突出せず、控え目で、本来の日本人が求めた調和そのものである様な気がします。今後、この町はどの様に変わって行くのでしょうか。こんなにもおしゃれで私好みの港町。食べ物も美味しいし、人情も結構温かいよ。出来たら死ぬ迄この町で暮らしたい。函館!そんな気にさせる素敵な町です。 欧陽叡叡さん
●雪が積もった朝は、点字ブロックが隠れています。そんなときはいつもより早く起きて、家の近くの歩道の雪かきを近所の小学生が、みんなで協力してやります。そして、その雪で雪だるまを作って、両わきにかざります。そうすると、歩きやすくなるし、歩いている人が楽しくなると思います。私達も楽しみながら除雪ができます。こんなことが、雪の朝、函館の町中で行われていたら、どんなに素敵なことでしょう。そんな日は、学校も仕事も、少しぐらいちこくしても大丈夫な日にします。秋田あがささん(八幡小5年) ◆石垣につたの葉とまで言わないが隣家との間は生け垣が欲しい。いや竹の塀でもいい。統一する必要はない。手入れのいきとどいた生け垣が続くのはとても気持ちのいいものだ。(中略)朝もやの中にイカ売りの声が響かなくなって久しいが、かわりに鳥のさえずりと木の葉ずれの音で目がさめるのはどうだろう。緑の中、いきあう人もはずんで見える。そんな函館に生きていたい。
大村道子さん

◆函館の町並みがきれいに見える家に、住んでみたいと思います。坂の上の方で、函館の町並みを見ると、無性に写真がとりたくなります。その景色が毎日見れる家に住みたいと思います。
 広瀬舞子さん(弥生小5年)

 

●今は町を歩いている人が少ないです。それは町を歩くのが楽しくないからだと思います。歩いていて音楽がなっていたり、ピエロがいるととても楽しい町になると思います。
柴田今日子さん(高丘小3年)
●一番大事なのはこの函館の人々の心が町のすべてを変えていくということだろうと思う。私の望む町はすべての人が願っている町とちがうことは確かだけれど、でも、その中にかくれている本当の望みは一緒なのじゃないかなと思う。 
熊谷宇見さん(五稜中1年)
◆私もきっと、大きくなったらお母さんになると思うけれど、生まれてくる子どもたちに、そして、この函館の町の中に、自然があふれ、目をつぶると、川の流れる音や風の音、小さな鳥の鳴き声が聞こえ、それにまじって人のわらいごえがする。そんな町にぜったいしたいです。
 外山あかりさん(万年橋小3年)


◯ 受賞者のみなさん ◯

○大賞     松井里沙 さん(桔梗中1年)
○特別賞    上口しおり さん(港小1年)
○優秀賞

小学生低学年 佐藤奈々子 さん(青柳小3年)
小学生高学年 大西まどか さん(鍛神小4年)
一般の部   中村友美 さん(深堀中2年)

○入選

小学生低学年 柴田今日子 さん(高丘小3年)
       外山あかり さん(万年橋小3年)
       長谷川舞 さん(青柳小1年)

小学生高学年 広瀬舞子 さん(弥生小5年)
       秋田あがさ さん(八幡小5年)
       片山詩朗 さん(高丘小6年)

一般の部   熊谷宇見 さん(五稜中1年)
       重左恵里 さん(中部高校2年)
       大村道子 さん
       欧陽叡叡 さん

○○○たくさんのご応募ありがとうございました。○○○