最終報告レポート3 学園ゾーンとしての柏木町での学生と商店にとって                  生活の一部である道の景観と機能を考える


柏木商友会/代表・小椋正司

1. 道路、街路のウォッチングと写真撮影

 春と夏と秋に道路、街路のウォッチングと写真撮影を行った。

 道路の特徴

・全体的に比較的落ち着いた市街地である

・一般的な道路で、特に学生の街、通学路ということ への配慮はないと思われる

・片側が舗道に指定されているが、通学時には通行す る生徒は道路の真ん中を歩くが狭いのでしかたない

・函館工業高校前の道路では、通学時は自転車が多  く、歩道、車道とも危険が一杯

・電信柱が歩道を狭くしており、電柱にはイベントの ビラ、サラ金、テレクラなどのポスターが張りっぱ なしになっており、美感を妨げている

・宅地の樹木が美しい景観をなしている

 などを発見。


2. ポールマークの検討

 2名の方に依頼したが、会員の合意が得られず、未決定である道路のカラー舗装化が遅れる見通しとなり、急ぐ必要がなしという結論で継続して検討することになった。


3. 資料調査

 学生の街らしいイメージをつくるために、書籍等を探したが、ふさわしいものがなかった。


4. 町並みの研究

 会員のひとりが学生の街であるボストン、ケンブリッジを旅行し、町並みなどを参考にしてきた。


5. 町並みフォーラムの開催

 商友会のほか、柏木町住民、他町住民など40名が参加した。