ああ、運が悪かったなぁということは良くあるものである。
電車にもうちょっとで乗れたのに、あと一歩というところで
間に合わない。ホームの階段を上がるとドアが閉まるところであった。
なんていうのはよくあることである。駆け上がった勢いがありすぎると
電車の中から“ああ、もうちょっとだったのに、かわいそうに”という目で
見られているようで、その勢いをどうごまかそうか咄嗟に考えてしまう。
そんなことを言っている私は田舎者なのでそんなに電車に乗ることもないが。
一般的な話はこれくらいにしておき自分の話をしてみたいと思う。
先週の日曜日、車で1時間ほどの所に用があり出かけたのだが、車の燃料計を
見るともう少しでエンドライン。いつも給油しているスタンドまで何とか
戻って来れるかどうかというところであった。燃料計を気にしながら、
なるべく省エネ走行を心がけ走っていたのだが、スタンドまであと約10キロと
いうところでガス欠でスピードがダウン。時刻はもう夜の9時で田舎道では
開いているスタンドもなく、車が止まったら道沿いの民家でガソリンがないか
聞いてみようか、それともタクシーを呼んで開いているスタンドまでいこうか、
あれこれ考えながらそれでも走るとついに車はガス欠でストップ。
でも止まったところが閉まってはいたがGSの前で、車を降りてGSの周りを
誰かいないか見たが誰もいない。仕方ないので隣の民家に行き事情を説明すると
GSの経営者に電話をかけてくれ、2〜3分待っていると車で来てくれた。
自分の車は道路上に止めてあったのだが、ガソリンを入れるには機械の所まで
移動した方が便利と思い、動くかどうか分からなかったがエンジンをかけると
何とか車は動き、スタンドの中の機械の前まで行くと止まってしまった。
GSの人はタンクを持って出てきたがそれも必要なくなり、普通に給油をして
自宅まで帰ることができた。
ガス欠で止まってしまったのは自分の不注意であるので誰の所為にもできないが
運のわるい話であった。しかし苦労してガソリンを調達することもなく、
夜の9時頃に難なくガソリンを詰め自宅まで帰ることができたのは、なんと運の
よい話か。こんなにうまくピンチを切り抜けることができるのは一生に一度かも
しれない。いやまだ人生は長い、これで運を使い果たしたとは思いたくない。
できればこんなことが続いてくれるとありがたい。
宝くじでも買いに行こうか・・・
(嘘のような本当の話でした。)