数年前、絵描きの叔父から春先、5個、小さな種芋を送ってもらいました。
母の田舎である愛知県の山奥の津具村で昔から作っているジャガイモの一種らしいです。
サトイモと違い、普通、ジャガイモは前年収穫したものを保存して、種芋にするとウィルス病に
犯されていて、うまく育ちません。
一度試しにやってみましたが、すべてウィルス病にかかって、豆のように小さな芋しか収穫できませんでした
したがって、必ず、北海道などで種芋用に作られた種芋を購入して育てるのが一般的です。
ところがこの「もちいも」は野生に近いせいか自家保存した芋が種芋として毎年利用できるそうです。
叔父がすでに20年以上、毎年、自家保存して育てている貴重な芋の種です。
ウィルスフリーのジャガイモです。
もらった種芋は3cmほどのしなびたような大きさで、切らずにそのまま植えるように教えられました。
あとはキタアカリと同じようにマルチ高畝栽培です。
その「もちいも」も初めて収穫しました。普通のジャガイモと違い、写真のように根の量がとても多く、
色は表面が少し赤く、形はメークインのように細長い。母に電話で聞くと「赤いも」とも呼ばれているらしいのですが
「赤いも」と「もちいも」がはたして同じものか?よくわかりません。
どなたか教えてください。
ゆでて、串に刺し、炭火などで焼いて味噌田楽にするとおいしいそうです。
「もちいも」という名前から想像すると、お餅のように煮ても形がくづれないメークインに似ているのかも?
どなたかこの芋について、由来とかご存知のかた、おしえてください。
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