初 参 加 3



<嵩虎、砥部、虎桃>

国府城攻略後

 九峪の部屋にて清瑞が、武将が訪ねてきたと彼に告げる。
 九峪は会議の間に。
清瑞「訪ねてきたのはこの3人だ」
九峪「順番に話を聞こう。まず、あんたは誰だい?」
嵩虎「嵩虎といいます。私の父は以前に耶麻台国で役人をしていました。実はどちらかというと、内政や実務のほうが得意なんです。でも、耶麻台国復興にかける熱意は、誰にも負けません」
九峪「オレは九峪。まあ、今後ともよろしく」
嵩虎「よろしくお願いします」
九峪「次に・・・あんたは?」
砥部「わしは砥部。北の国から交易に来た。わしらの船、途中で狗根国の奴らに襲われた。仲間、大勢溺れ死んだ。わしはみなの仇、討ちたい。どうだ、仲間にしてくれないか?」
九峪「いいともさ。オレは、ここの総大将の九峪。頼りにしてるぜ」
砥部「まかせてくれ」
九峪「え〜っと、それから・・・」
虎桃「はあい、虎桃でーす。きっときっとお役に立ちますう。ねっ、仲間に入れて」
九峪「なんだか、ずいぶんと軽い奴だな。だいじょうぶかな」
虎桃「あー、今変なこと考えたでしょ?」
九峪「そ、そんなことないぞ」
虎桃「ほんと?」
九峪「ほんと、ほんと」
虎桃「じゃあ、入れてくれる?」
九峪「あ・・・ああ」
虎桃「ありがと。あたしを仲間にしたら、そのうちいいことがあるから」
九峪「いいことって、なんだ?」
虎桃「バカね、そんなこと女に言わせるなんて」
九峪(なに言ってるんだ、こいつ!?)
九峪「と、ところで、どうしてオレ達の仲間に加わろうと思ったんだ?」
虎桃「あん、そんなこと、女の子に訊くもんじゃないわよ」
九峪「・・・・・・」
虎桃「よ・ろ・し・く・ねっ」
九峪「・・・なんだかわからない奴もいるが、とりあえず3人とも頼むぜ!」


<土岐>

壱来城探索後

嵩虎「九峪様。先ほどの探索で見つかりました、新たな武将を連れてまいりました」
九峪「あんたは?」
 土岐登場。
土岐「わたしの名は土岐。仙族の者だ・・・」
九峪「仙族の土岐?」
土岐「いったい何用かな?」
九峪「唐突な質問だと思うけど・・・耶麻台国か、狗根国か、どっちの味方をするつもりだ?」
土岐「わたしは自然を愛するだけの者だ。どちらの味方をするつもりもない」
九峪「どちらでもないというなら、オレたち、耶麻台国軍に手を貸してくれないか?」
土岐「ふうむ。わたしが手を貸せばあなたたちの戦いが楽になるのは、わかってはいるが・・・わたしは人間の世界のことに興味がなくてね。特にいくさのことなど・・・・・・」
九峪「それがあんたの戦わない理由なら、あんたが一番卑怯じゃないか?」
 土岐、ムッとした感じで
土岐「意味がよくわからないが?」
九峪「目の前に迫ってる危機をただ眺めて、なにかが起きた後で文句ばっかり言う連中と同じだ!」
土岐「ふうむ。これはなかなか手厳しいな」
九峪「オレは当たり前の事を言っただけだと思ってるぜ?」
土岐「たしかにね。あなたのおっしゃるとおりかもしれません。わかりました。耶麻台国軍に味方しましょう」
九峪「ほんとか?」
土岐「わたしはウソは嫌いです」
九峪「オレは耶麻台国軍の総大将、九峪だ。よろしくな」
土岐「こちらこそ、よろしく」


<紅玉>

雨草城攻略後


紅玉「九峪様、長らくご心配をおかけしました」
九峪「紅玉さん!すっかりよくなったね!!」
紅玉「はい、もう大丈夫です」
九峪「そうか、よかったね、香蘭!」
香蘭「はい、これもみなのせいね!」
九峪「それを言うならみんなのおかげだな。でも、あの忌瀬って女医さんもよくやってくれたぜ」
紅玉「ええ、そうですね。本当に感謝していますわ。ところで九峪様」
九峪「なんだい?」
紅玉「私を戦線に加えていただけませんか?」
九峪「病み上がりだろ。大丈夫なのかい?」
紅玉「ええ、もう大丈夫です。それに戦力は必要でしょう」
九峪「香蘭はいいのかい?」
香蘭「うん、母上がいうなら大丈夫」
九峪「よし、わかった。ただし、くれぐれも無理はしないでくれよ」
紅玉「ご心配なく。なまった体にはちょうどいい運動ですよ」
九峪「あはは。こりゃ頼もしいね。紅玉さん、よろしくな!」


<寝太郎>

鷹鍋城攻略後

兵士「今回の探索で、あやしいカプセルで寝たままの人物が発見されました。ところが、なにをしても寝たままで、一向に目を覚まさないんです」
九峪「あやしいカプセルの中で寝たまま?ふーん・・・もっと詳しいことを調べといてよ」
伊万里「寝たままでは、仕方ないわね・・・もっと詳しく調べておいて下さい」
志野「寝たままではどうしようもないですね・・・もっと詳しく調べてみて下さい
星華「寝たままではどうしようもありませんね・・・もっと詳しく調べてみなさい」
藤那「寝たままではどうしようもないだろうが・・・もっと詳しく調べてみろ」
香蘭「寝たママが起きないあるか?きっと、家族が困ってるね。それ、起こし方を調べるのこと!」
只深「寝たままではどうしようもないやんか・・・もっと詳しく調べてくれはる?」
兵士「はっ、さっそく、調べてまいります」

1ターン後

嵩虎「九峪様、今回の探索で発見された寝たままの人物について、いくつか情報が入りました」
九峪「で、なにがわかったんだ?」
嵩虎「なんと、十三年も寝たままなのだそうです」
九峪「十三年、寝たままだぁ!?」
嵩虎「はい、それで村人達はその男を『十三年寝太郎』と呼んでいるそうです」
九峪「ふ〜ん、十三年寝太郎ねえ」
嵩虎「その十三年寝太郎に関することなのですが・・・どうやらかつての耶麻台国の関係者のようです」
九峪「じゃあ、もし起こせれば仲間になってくれるかな」
嵩虎「確かなことは本人に聞かないとわからないのですが・・・まわりの人間の話を総合するとそのように思われます」
九峪「耶麻台国の関係者がなんで十三年も寝てたんだ?」
嵩虎「はい。狗根国の支配に絶望し自ら眠りについたそうです。そのとき周りの者に・・・『耶麻台国復興の戦いが始まったら起こせ』そう言っていたそうですが・・・」
九峪「起こせって・・・起こし方は?」
嵩虎「それが、その・・・」
九峪「なんだよ、もったいぶっちゃって・・・」
嵩虎「ちょっとお耳を・・・」
九峪「えっ!?キスだぁ!?やだなあ」
嵩虎「いやでもなんでも、するしかないでしょう」
九峪「うーん・・・他の奴に頼むわけにもいかないだろうし・・・」
嵩虎「わかりました。では、この後に一緒にまいりましょう」

 森にて。
九峪「ここが『十三年寝太郎』が眠っている場所か・・・」
嵩虎「そのようですね」
九峪「おいおい、怪しげな雰囲気だよ。こういうの苦手なんだよな・・・」
 どうみてもSF的なカプセルで眠っている人物発見。
九峪「・・・おい!」
嵩虎「はい?」
九峪「どこが『寝太郎』なんだ?」
嵩虎「そうですね・・・これは、どう見ても女性ですな」
九峪「いい加減な報告だな」
嵩虎「まあ、人の噂なんてそんなものでしょう」
九峪「あっさり言うなよ・・・」
嵩虎「それよりも、起こさないといけないのでは」
九峪「あ、うん・・・もちろん、そうだよ・・・・」
嵩虎「なにか嬉しそうですね。ここへ来る前とは顔つきが違いますな」
九峪「な、なにをいってるんだ!ほんとは、いやでいやでたまらないんだぞ。耶麻台国のためじゃなかったら、こんなことしたくないんだから」
嵩虎「じゃあ、やめておきますか?」
九峪「いや、やる・・・」
嵩虎「はあ・・・」
九峪「いくぞ・・・」

???「あんた、誰?」
九峪「オレは九峪。狗根国と戦っている耶麻台国軍の総大将だ。耶麻台国ゆかりの人間なら、力を貸してくれないか」
???「へぇ〜。あんたが耶麻台国の指揮官なの?」
九峪「そうだよ。耶麻台国の神の遣いなんだ」
???「ふうん、けっこういい男じゃない。それに若いし・・・わたし、どのぐらい寝てたの?」
九峪「十三年だそうだ・・・」
???「十三年・・・ふうん、そんなに寝てたの・・・で、火魅子様は見つかったの?」
九峪「まだだよ。でも、火魅子となる資格のある女性が何人か耶麻台国軍にいる・・・」
夢狐「ふーん、まあ、いいや・・せっかく起きたんだから手伝うよ。わたしは夢狐。仙族と人間、両方の血が混じってる」
嵩虎「夢狐!?」
九峪「どうした、嵩虎?」
嵩虎「私が耶麻台国に仕えて間もない頃、確か武将の一人として名を聞いたことがあります」
九峪「そうか・・・嵩虎は昔の耶麻台国にも仕えてたんだっけ?」
嵩虎「はい。しかし・・・夢狐という武将は男だったはず・・・?」
夢狐「やあねえ。わたしは男に決まってるじゃない。なに、寝言いってるのよ!」
 相当驚く九峪。
九峪「はあああ!?男おおおお!?う、うそ・・・」
夢狐「ウソってなによ!本人が男だって言ってるのよ。なんなら証拠、見せたげようか!?」
九峪「わー、いいです!でも、なんでそんな格好を?」
夢狐「あ〜ら、男がこんな格好をしちゃいけないっていう、決まりでもあるわけぇ?」
九峪「いや、別にそういうわけでは・・・お、オレは、よりにもよって男と・・・うええっ・・・」
嵩虎「いやいや・・・人の噂とは正確なものですな。意外と、ですが・・・」
九峪「嵩虎ぁっ!おまえ、知ってたろ?」
嵩虎「く、九峪様・・・それは誤解です・・・私は名前を聞いたことがあるだけで」
九峪「ちくしょう!今夜は一人寂しく信頼について考えてやるっ!」
 夢狐、弾む声で。
夢狐「わたしもおつきあいしましょうか?」
九峪「いらんっ!それに、なにが夢狐だ、男のくせに!お前なんか寝太郎って呼んでやる!!」
寝太郎「ひ、ひどいわ!」


<忌瀬>

和潮城攻略後

九峪「お前が・・・忌瀬か?」
忌瀬「だったら、なんだってんだ?」
九峪「オレたちの仲間になってくれないか?」
忌瀬「は?」
九峪「とりあえず、話だけでも聞いてくれ」
忌瀬「まあいいわ。殺されるよりはマシでしょ。好きにしてちょうだい」

嵩虎「九峪様。先の戦闘で捕らえた、忌瀬を連れて参りました」
九峪「よし、通してくれ」
忌瀬「・・・」
九峪「前も言ったけど、耶麻台国軍に加わってくれないか?」
忌瀬「耶麻台国にねえ。弱小国にはあまり興味ないのよね。研究設備もお金もなさそうだし」
九峪「そう言うなよ。実はオレたちの仲間が重病なんだ。キミにしか治療できない」
香蘭「やるたらやる!私からの命令を頼むこと!」
紅玉「これ香蘭!そんな口を利いてはいけませんよ」
九峪「紅玉さん。寝てなきゃだめだよ」
忌瀬「えっ!?そこの人!もしかして、もしかして、緑青病(ろくしょうびょう)?あらー、これは珍しい。文献では見たことはあるけど、実物は初めて!ねえぇ、私にこの病気を研究させてもらえるなら、味方になってもいいけど・・・」
九峪「もちろん!忌瀬にはそのために耶麻台国軍に加わってもらいたいんだから」
忌瀬「そうこなくっちゃね。じゃあ、早速研究を始めましょう。病人をよこしてちょうだい。うふふ・・・」
九峪「だ、だいじょうぶかな。紅玉さんのこと、頼んだよ」

忌瀬「まあ・・・聞いたことはあるけど、この目で見たのは初めてだわ」
香蘭「母上の病気、治るか!」
忌瀬「ふーむ・・・難しいけど、なんとかなるかしらねぇ」
香蘭「そか!」
忌瀬「紅玉さんは普段から鍛えていらっしゃったから、病気の進行がやや遅れていたようね・・・それにしてもうれしいわあ、いっぺん、緑青病とは向き合ってみたかったのよねえ」
九峪「頼んだぜ、忌瀬」
忌瀬「ふふ、因果なものね。敵に捕まったと思ってたら、いきなりやりがいのある研究材料が手に入っちゃうんだもの」
九峪「忌瀬はなぜ狗根国にいたんだい?」
忌瀬「うふふ、私は別にどこでも良かったのよ。私の好きな研究を出来る環境さえあればね・・・ねえ、この人を治した後も、耶麻台国で私の好きな研究をやらせてくれない?」
九峪「あ、ああ。暇なときに何をしようとオレは構わないよ」
忌瀬「そうこなくっちゃ!じゃあ、この人のことは任せて!」
九峪「頼んだぜ」

<魅土>

火奈久城2攻略後

九峪「くう〜!このままじゃ、ホントにやばいぜ」
香蘭「耶麻台国軍最大の危機ある!いよいよ、滅亡間近ね!」
只深「なに言うとんのや、縁起わる〜!んなこと言うたらあかんで!」
星華「とにかく、対策を考えましょう」
愛宕「そうだよ、せっかく今まで頑張ってきたんだ。黙って狗根国にやられるわけにはいかないよ」
羽江「問題はさあ、どーやってあの空中要塞を落っことすか、だよねぇ〜」
織部「あれがそう簡単に落とせるものとは思えんがな。だが、落とさねば我々の活路は見出せない・・・」
志野「・・・空でも飛べれば、直接攻撃できるのだけれど・・・」
珠洲「志野、そんな無茶なこと言っても・・・」
上乃「このままじゃ、みんな死んじゃう〜。そんなのイヤ〜!かっこいい彼氏見つけるまで、死にたくないい〜!」
伊万里「上乃ったら!こんなときまで、そんなこと言って」
嵩虎「ね、ね?わ、わ、わしは?わしなんか、どう?上乃ちゃん?」
 上乃がキレた。
上乃「え・・・?な、な、なん、なん・・・なんですってええ!?」
伊万里「上乃!あがのっ!お、落ち着いて!!」
 酔っ払っている藤那。
藤那「酒でも飲めば落ち着くのではないか?どうだ?」
 収拾がつかない。
九峪「誰か、なんとかしてくれえーっ!!」
 いったん会議終了。

 九峪の間での調整後、会議再開。
九峪「さあて、あの化け物をどうするかだけど・・・誰かなにか考えがあるかい?」
伊万里「・・・」
星華「・・・」
藤那「困ったときは、飲むに限る」
閑谷「藤那ったら、こんな大事な会議のときに、お酒なんか飲んでちゃダメだよ」
志野「・・・」
只深「・・・」
香蘭「えーとえと、こういうの、『ヘタの考え休むに似てる』言うか?」
 全員からにらまれる香蘭。
香蘭「あいやー、なにか違ったようね」
九峪「珍しく合ってるさ!合ってるだけに・・・腹が立つんだよ!!おい、キョウ。なにか対策はないのか?」
キョウ「うーん、そうだなあ・・・」
兵士「九峪様、飛竜の軍団がこの城に向って近づいています」
九峪「なに!?まさか、敵の部隊じゃないだろうな?」
嵩虎「飛竜は人との接触を嫌い、飛竜の里から出なくなって久しいと聞いております。まして敵に回るはずは・・・」
九峪「よし、とりあえず、様子を見に行くぞ!」
 飛竜に乗った女性登場。
九峪「キミは?」
魅土「わたしは、阿楚山中の飛竜の里に住む竜神族の魅土」
九峪「竜神族?竜神族は仙族って聞いたが・・・その竜神族がいったいどうして?」
魅土「『まーくん』が、子供を救ってもらったお礼をしたいというのでね」
九峪「え?まーくんの子供?」
 飛竜の子の回想。
九峪「ああ、そうか、思い出したよ。ワナにかかった飛竜の子を、助けてやったことがあったっけ」
魅土「そのお礼に、あなたたちの力になりたいと言うのでね。ここまで連れてきたの」
九峪「それは嬉しいけど、力になるって?」
魅土「空中要塞を攻撃する手段がなくて、困ってるんでしょ?うちの里の飛竜を使っていいわよ」
九峪「ほんとうかい?」
魅土「もちろん!そのためにいっぱい連れてきたんだから」
九峪「そいつは助かるな」
魅土「まず、飛竜軍団で空中要塞に攻撃をかけて、敵の砲門を黙らせる。そのあと強襲上陸。内部に突撃して要塞を破壊する・・・どう?」
九峪「どうもこうもない、最高だよ。でも、いいのかい?」
魅土「本来は、人間界のことにはあまり介入しないんだけどね。今回は、まーくんにせっつかれたし・・・飛竜の子供は好奇心が旺盛でね、群れからはぐれて、人間界に迷い込んでしまうことがあるの。飛竜もわたしたちも、その度に探し回るんだけど、ほとんど見つからないの。どうやら、狗根国の兵士に子竜が捕まっているらしいということが分かったのは、つい最近のことよ。こともあろうに、狗根国の奴らは飛竜の子を・・・だから今回は、ぜひともあなたがたに協力させてもらうわ」
九峪「わかった、ありがとう」
 決意を込めて、
九峪「あの要塞を落とさなければ、耶麻台国の未来はない!総力戦でいくぞ!!」
全員「おおっ!」

<遠州>

重丘城・貴千穂城どちらか攻略後

 会議の間。
兵士「先ほど早馬で、狗根国領内の城で反乱が起きたとの情報が入りました」
九峪「反乱!?」
兵士「はい! 何者かが城主を殺害し、城を乗っ取ったようです!」
九峪「そうか・・・でもそりゃあ、よかったじゃないか!
キョウ「喜んでばかりもいられないぞ」
九峪「なんで? こちらから責める手間がはぶけたんじゃないのか?」
キョウ「けどね、そのあたりは狗根国の支配地域の中に孤立している。このままじゃ、近いうちに狗根国の大軍に鎮圧されちゃうよ。だから、そうなっちゃう前になんとかそのあたりまで進撃して、その人たちに連絡をとらないと・・・」
九峪「そうか・・・あんまり、のんびりもしてられないってことだな」

 反乱がおきた城。
町人1「遠州様! て、敵軍がこちらに向かっておるそうです」
遠州「なに!?」
町人1「し、しかも、予想以上の軍勢のようです」
町人2「思っていたよりも狗根国の奴ら、反応がすばやいですね・・・・・・」
遠州「耶麻台国が来てくれさえすれば、勝機はあります! なんとしても、それまで持ちこたえましょう!」

 1ターン以内に援護にいかなかった場合。

遠州「我々は武運つたなく、ここで果てますが・・・我々の肉体は死んでも我々の意志は不滅です。耶麻台国の戦士たちよ!君たちの武運を祈ります!さらば!」

 1ターン以内に援護に行った場合。

遠州「あなた方は・・・・・・」

伊万里「わたしたちも耶麻台国の復興を目指して戦っています」
志野「耶麻台国復興のために、わたしたちも戦っています」
星華「私たちも耶麻台国の復興のために戦っているのです」
藤那「あたしらかい? あんたと同じく耶麻台国の復興のために戦っているのさ」
香蘭「おまえ、助けに来た!」
只深「あんさん、無事やったか・・・うちらは耶麻台国軍のモンや」

遠州「では、あなた方が・・・お手間をとらせたようで、申し訳ありません・・・本来ならあなた方と連絡を取り、ことに及ぶべきでしたが・・・」

伊万里「細かいことは抜きにして、私たちの総大将に会ってほしいの」
志野「細かいことは、いずれ・・・先にわたしたちの総大将である九峪さまに会ってほしいのですが・・・」
星華「細かいことは後にしましょう。先に私たちの総大将に会ってほしいのです」
藤那「酒を一杯、といきたいが・・・先にあたしらの総大将に会ってくれ」
香蘭「香蘭、よくわかんないから、九峪様に会てほしい」
只深「細かいことは後回しや。先に、うちらの総大将に会ってほしいんや」

遠州「そうですね・・・では・・・あなた方の総大将のところへ案内していただけませんか?」

 会議の間。九峪が直接援護に行った場合はここから。
遠州「あなたが耶麻台国軍の総大将の九峪様ですか、危ないところを助かりました・・・」
九峪「いや、気にしなくていいよ。それよりも、こっちの方も城を落とす手間がはぶけたんだ。こっちの方こそ助かったよ」
遠州「そういえば自己紹介がまだでしたね。私の名前は遠州。私の父も耶麻台国に仕えていました。これまで父とともに雌伏のときを過ごしてきましたが、この軍のうわさを聞いて・・・。それでお力になれないものかと、時期を待っていました・・・そんなときに、あの城の守りが手薄だという情報を手に入れたものですから」
九峪「おいおい・・・それって、ちょっと無謀だったんじゃないのか?」
遠州「いま考えるとそうでしょうが、あのときはもう、無我夢中で・・・」
九峪「これからは気をつけてくれよ」
遠州「これからは、と言いますと?」
九峪「これからは一緒に戦おうってことさ。イヤかな?」
遠州「とんでもありません!こちらからお願いしたかったんです」
九峪「よし決まった。よろしく!」
遠州「こちらこそ、よろしくお願いいたします!」
 九峪と遠州、固い握手。

<永閃・永楽>

比坂島城攻略後

 天目の部屋。
兵士「天目様!永閃とおっしゃる客人がお見えです」
天目「なんですって?すぐにお通ししなさい」
永閃「これはまた・・・ずいぶんと派手な格好ですね」
天目「これがあたくしの本来の姿!あなたたちのところを訪ねるときは、人目につかないよう・・・いつも思い切り地味な姿にしていたのです」
永楽「そんな格好で恥ずかしくないのか?」
天目「恥ずかしいですって?なぜですの?あたくしのような美しい肉体を見せることは、自慢でこそあれ恥ずかしいと思うことなど、どこにもありませんわ。それに人の注目を惹くことこそ、あたくしの生き甲斐ですもの」
永楽「・・・まあ、本人が平気ならいいが・・・わたしには真似できないな」
天目「そんなことより、さっそく訪ねてきてくれたということは、その気になってくれたのかしら?」
永閃「まずは、総大将の九峪殿とやらに会わせていただこうと思いましてね」
天目「わかったわ。すぐに九峪様にお引き合わせしましょう」
 九峪の間。
天目「失礼しますわ、九峪様」
九峪「どうかしたのか、天目」
天目「じつは、会っていただきたい人がいるんですの。いえ、正確に言うと人ではないのですけれど」
九峪「え?どういうことだ?」
永閃「失礼します」
永楽「失礼する」
九峪「・・・この人達か?まあ、座ってくれ」
永閃「確かに、変わったお方だ。人間のようでもあり、違うようでもある。むろん、天空人とも仙人とも違う」
永楽「最初に聞いたときはホラだと思ったんだが、神の遣いというのもあながちウソではなさそうだな」
九峪「人をのけ者にして話を進めるなよ」
天目「これは失礼しましたわ。では、紹介しましょう。この二人は天空人の兄妹「永閃」と「永楽」です」
九峪「天空人!?・・・天界に住んでるという?」
永閃「そうです。『元』天空人ですが」
九峪「え?元ってどういうこと?」
永楽「我々二人は天空人としての能力を封印されているのだ。だから今は普通の人間と変わらない」
九峪「けど、天空人は、人間界とは関わりを持たないんだろ。どうして人間界にいるのさ?」
永閃「話せば長くなりますが、聞きたいですか?」
 選択肢・聞きたい
永閃「では、お話しましょう。なぜ、わたしと永楽が能力を封じられて人間界にいるのか」

 ここで魔天戦争の様子と、永閃達が人間界で娘を助けたことが書かれますが、長いため割愛。

 選択肢・聞かないを選んだ場合、ここから

天目「ところで・・・「天界の扉」のことはご存じ?」
九峪「聞いたことはあるような・・・」
天目「天界の扉とは、人間界と天界を繋ぐ扉なのです」
永閃「魔界軍は決戦に勝ったものの、天界軍を制圧するほどの戦力は残っていませんでした。それは天界軍の方も同じで、その後決定的な勝利をあげることなく、両軍は消耗戦に突入していきます」

 天界魔界の和睦の図
永閃「もはや勝ちも負けもなくなって、ようやく天界と魔界は和睦を結びました。今後、互いの領域には手を出さないという条件で」
 天界軍と魔界軍の絵。両軍中央に枇杷島らしき5錐の物体と、討魔の鈴らしき物体がある。
永閃「その結果、仙界は天界の庇護の元におかれ、魔獣界は魔界の支配下に入ります。そして、人間界はどちらの影響も受けない、中立の緩衝地帯となったのです。天界も魔界も、人間界に通じる扉を閉じました。それが、天界の扉であり、魔界の扉です。これ以降、魔人も天空人も、人間界に降りることはなくなりました」
九峪「でも、狗根国は魔人や魔獣を使ってるじゃないか」
永楽「たいていの魔人や天空人は、自ら人間界に現れることはしない。だが、魔人の中には・・・人間の召喚によって、人間界に干渉しようという者もいる。彼らは血を殺戮を好むからな」
永閃「人間にも、魔獣や魔人を召喚するだけでなく、魔界の力を積極的に受け入れようとする者がいます」
永楽「おそらく、狗根国の将軍級の人間が並外れて強いのは、魔界の力を使い肉体や能力を強化しているため・・・」
九峪「そうなのか?」
天目「まあ、ね」
九峪「じゃあ、あんたのそのむちむちボディも、肉体改造のたまものなんだ?」
天目「ばかおっしゃい!これは自前よ!」
永閃「後に控えている将軍は、恐らくその力を手に入れているはず・・・今後の戦いでは、かなりの苦戦を強いられるでしょう」
九峪「うーん、じゃあどうしたらいいんだ?」
天目「この二人を連れてきたのは、そのためです。かれらはあたくしの切り札・・・」
九峪「けど、この二人は能力を封じられてるって言ったじゃないか」
永閃「我々の封印を解く方法があるのです・・・・それが、無限の笙・・・・」
九峪「無限の笙?」
永閃「我々もくわしいことは知らないのですが、楽器の一種らしいのです」」
永楽「無限の笙の奏でる音が、我々の封印を解く鍵なんだ」
九峪「で、それはどこに!?」
永閃「それが・・・分からないのです」
九峪「なんだ、それじゃ意味ないじゃないか」
 キョウ気楽に出現。
キョウ「やあ。無限の笙なら、おいら知ってるぞ」
永楽「・・・天魔鏡の精・・・九峪殿が神の遣いというのも、本当かもしれんな・・・ところで、無限の笙を知ってるというのは本当か?」
 キョウいじけて
キョウ「あ、おいらを疑うの?知ってるったら知ってるんだよ・・・」
 九峪、キョウの首絞める。
九峪「だから、どこにあるんだよ!?」
キョウ「久志振岳(くしふるだけ)」
九峪「久志振岳って?」
キョウ「姫神子が、初めて地上に降臨した山だよ」
九峪「よし、じゃあ久志振岳を探索してみよう」
永閃「九峪殿、ここであなたと出会ったのも何かの縁。我々も耶麻台国軍に協力しましょう。元々、耶麻台国を興した姫神子様は、我々の一族の長なのです」
永楽「我々の封印が解ければ、おまえたちの戦いの大きな力になれるはずだ」
九峪「そうだな。こちらからもお願いするよ。耶麻台国復興に力を貸してくれ」

 この後も天光環や、七支刀のイベントが続きますが、長いので割愛。