人名編 カ行



回青(かいせい)・・・ゲーム

 黄泉将軍・回青。声は渡辺美佐さんです。機械的に声を変えてあるので、聞いただけで忌瀬や魅土と同じ人、と分かる人はいないでしょうが。
 狗根国の上将軍の1人で、位では四天王より上位。蛇渇、東山と悪玉ビック3、化け物3人衆を結成してます(笑)。
 魔界の泉の力で、人並みはずれた能力を手に入れたようです。術を使うタイプのようですが詳細は不明。
 とにかく不気味で謎だらけ。使う術も不気味なら、姿も不気味。ローブと鎧に覆われているから体型も分からないし、仮面の下の素顔の設定もないから、男か女かさえ分かりません。声も人間じゃないし。
 紫香楽でさえ腰が引けてましたからねえ・・・東山のように特別エピソードがあるわけではないですが、その不気味さでインパクト充分なキャラです(^^;


哥羽茉莉(かうまありい)・・・小説
 九洲遠征軍の総司令官、彩花紫王女の側近である異国(インド)の美女。
 名前の由来は、インドの軍神スカンダのパートナーで、インド七母神とよばれる7柱の戦闘の女神の一人、カウマーリーですね。孔雀に乗り、シャクティという投槍を持って戦う女神です。
 異国の衣装を身にまとい、倭国人とは違う浅黒い肌をしていて、作り物の6本の腕をもった装具を背負っているという、かなり目立つ姿をしています。普段は物静かな女性ですが、由来が戦の神ですからね。戦場で腕のたつ、頭の切れる人物に出会うと、かなり興奮するようです。

 10年近く前に彩花紫に命を助けられたとかで、それ以来彩花紫が最も信頼でき、心の許せる側近兼護衛として、彼女の側に常に仕えているのですが、その実力は天目、紅玉クラスに匹敵するとか・・・指揮官としても優秀ですし、今後も重要キャラとして活躍するでしょう。
 琉度羅丹(るどらうにい)も同じくインド人ですが、哥羽茉莉との関係はまだよく分かりません。哥羽茉莉のほうは琉度羅丹をよく思っていないようですね。


梶木(かじき)・・・小説

 竜宮7人組のうちの1人。
 スポーツ狩りといってもいいほど髪をショートにした女の子。香蘭のために人工呼吸を施し、仙術では左足の裏を担当しました。名前が魚のカジキ、から来てますしね、彼女もカジキのような素早い動きを得意としているようです。相撲大会でも衣緒にはあっさり負けたようですが、織部にはその早さで健闘しました。が、最後には捕まり、土俵の外へ押し出されました。


火月の嶽人(かづきのたけと)・・・神洲天魔鏡

 火の八部衆の1人だった男。八部衆とはいえ、入って日が浅い一番の未熟者だったようです。
 そのため功を焦る部分があり、それが裏目に出たことが、小太郎達と鏡娘が出会うきっかけになりました。諏訪地方の旧家で天魔鏡を見つけたまでは良かったのですが、それを勘付かれ、さらに追手につかまるという失態を犯します。出血多量で死亡しましたが、彼では助かっていてもこの先、生き残って行けなかったかもしれませんね。
 最期に小太郎達に天魔鏡を託した、重要な役ではありますが、他の7人と違い、かなしいかな単発キャラでした、南無。


鹿野(かの)・・・小説

 天目親衛隊員の1人。
 狗根国の当麻城奪回軍に、軍監として虎桃と一緒に同行した2人の、年長のほうです。
 虎桃よりも若干年上ですが、副隊長である彼女には非常に丁寧に接しています。もう1人の和佳奈と比べると落ち着いていますし、頭も切れるようですが、やはり普通の隊員ですから虎桃や案埜津のようにはいきませんね。
 虎桃のお陰で、せいらあ服を着て和佳奈と取っ組み合いをさせられたり、復興軍兵士に取り囲まれたり、と、なかなか楽しい(?)目に合わされました(笑)。で復興軍に捕らわれていましたが、当麻城攻防戦のどさくさに紛れ、真姉胡の手助けで虎桃とともに当麻城から脱出しました。


鬼怒が岳の魔人(きぬがたけのまじん)

 薬草採取隊の最終目的地、鬼怒が岳の湿原で出現した魔人です。
 天目の命令で山岳地帯を見張っていたのが、人間達の匂いを嗅ぎ取って追跡、自分の得意な場所で襲撃してきたようです。全身緑色のうろこに覆われており、エラや水かきもついています。九峪いわく、リザートマンと河童が合体したような姿の魔人で、水中での移動も得意としていました。
 このときは山中を移動する旅ということもあり、志野や衣緒達は得意な武器を持ってきておらず、対等に戦えるのは香蘭だけ、という非常に不利な状況だった上、志野まで人質に取られて、採取隊の面々は絶体絶命というところにまで陥ります。
 しかし、真姉胡が助っ人に現れ、魔人の気を引いた隙に志野が逃れられたことで、事態は好転。
 キレた九峪が不思議な力を発揮し、作り出した燃える矢をくらって、この魔人は跡形残らず燃え尽きました。


妓里胡(きりこ)・・・小説

 志野の旅芸人一座の者です。当麻の街乗っ取りのために、兵舎に慰問に行く際に同行しました。
 名前が出ての活躍はそれだけで、後は一座の仲間という一くくりの中に埋もれてしまっています。でもしっかりカラー挿絵に登場しているオイシイ人です。もっとも、御埜茂と妓里胡のどちらかは、顔が隠れてしまっていますが。
 一座でも選りすぐりの美女で、腕も立つ踊り子です。
 炎戦記では狗根国遠征軍の動きを探りに、志野達に同行して吉備側に渡ったりしています。


孔菜代(くなしろ)・・・小説

 長老の命令により、藤那の供として駒木の里を出た十数人の若者の、代表格の青年です。再興軍と復興軍が合流した時の会議にも出席しています。
 またその後の薬草採取の旅では、九峪や忌瀬達に同行し、荷物持ち兼道案内役も務めました。この旅での九峪は、なっさけないですからね〜。衣緒がぐずる九峪を背負って運ぶ間、孔菜代や仁清が、一行の荷物をほぼ全て持つ羽目になり、メチャメチャきつい目にあったかわいそうな人です。
 礼儀正しい人物ですが、藤那の里の者だけあってお酒は大好きみたいですね。で、健全な青少年並にはスケベみたいです(笑)そこそこ腕もあるんじゃないかと思いますが、さすがに魔人戦では役立たずで、後ろで傍観することしかできませんでした。
 藤那が火後県の知事になったあとも彼女の側近として従っているようです。


狗根国国王・・・アニメ

 声は塩屋浩三さんです。
 機動要塞・枇杷島を軸とした強力な軍隊で、数多くの国を支配してきた狗根国の支配者であり、紫香楽の父親です。よくファンタジーで出てくる、大黒様を凶悪にした感じというか、贅沢三昧ででっぷり太った下級領主のような風体をしてます。
 紫香楽と同じく、性格は冷酷で傲慢。耶麻台国の住民にしようとしたように、支配下に置いた国でも、気に入らないことがあると、住民を皆殺しにすることにも躊躇しなかったようです。そうして滅ぼされた国も多いとか。
 そんな人物だからでしょうかねー、国王の家臣として出てきたのは平八郎だけで、平八郎がいないときは、一人っきりで枇杷島の玉座に座ってました(^^;まあ、多分本国には沢山いるんでしょうけど。

 紫香楽に対しても、全く愛情というものを示したことはなく、ただの配下、道具、程度にしか見ていなかったんじゃないでしょうか。耶麻台国の残党制圧も、墨火入手もできない彼に、処刑を匂わせたりもしてますし。紫香楽があ〜んなヒネクレ変人に育ったのも、分かる気がします。
 紫香楽が国王の座を狙い、画策しているのにも気づいていて、雲母を密かに監視役にしていましたが、その雲母は紫香楽に惚れちゃいましたしね。さらに闇の泉の力を手に入れた紫香楽には、枇杷島の威力に頼っていたに過ぎない、ただの人の国王が敵うはずもなく、腹を触手に貫かれて殺されました。


駒木の長老(こまきのちょうろう)・・・小説

 阿祖・駒木の里を束ねている老人です。
 そして、藤那の祖父にあたる人物でもあります。5歳のときに父親を亡くし、恐らく母親も亡くしている藤那にとっては、唯一の肉親でしょう。里のリーダーだけに、仙族である駒木の里の人々の中でも、仙人の血は濃いのではないでしょうか。
 50年ぶりに里に仙人がやって来たときは、彼が単独で応対したようです。そして仙人の求めに応じて、藤那を下界に降ろし、耶麻台国復興の戦いを始めることを了承しました。この時に、この長老だけは仙人からもう少し詳しいことを聞いていてもおかしくない、と思うんですが・・・さて、どうなんでしょう。
 藤那が火後県の県知事になったときに、多くの里人が山を降りてきたのですが、長老はその中にいない様子。長老ですし、里に残って里を守っているものと思われます。


豪鬼(ごうき)・・・神洲天魔鏡

 武田晴信に仕える三つ者の一人。頭領直属の戦闘集団・鬼哭衆に属する者です。亜衣達を襲った者たちが全滅したのを受け、相方の屍鬼とともに様子を探りにいったところで、小太郎、吾妻、鏡娘に遭遇しました。
 無口、無表情でかなりの巨体。このあとも常に屍鬼と行動を共にしています。しかし主に能力を見せたのも、計画を考えたのも屍鬼で、豪鬼が何かの術を使ったという表記はないはず。なので、どういう能力者かは不明。小太郎たちが襲われたとき、最初に漂っていた意識を朦朧とさせる匂い、これが彼の得意技・・・なのかもしれませんが。そして不明なまま、4巻で亜衣達の罠に引っかかり、五体を切断されて死にました。