人名編 ア行



県居(あがたい)・・・小説

 小説版での上乃の父親で、伊万里の義父です。
 旧耶麻台国の武将で、耶牟原城落城の報を聞いた彼と部下は、守備していた砦を捨て、伊万里と上乃を連れて落ちていきました。そして流浪の果てに、山奥の土地を切り開き、里を作って半農半猟の暮らしをするようになったのです。
 その後も狗根国への反乱は何度か起きましたが、県居や里の者は参加することもなく、狗根国の非道を見て見ぬふりをしていたようです。亜衣達が反乱への参加を誘いに訪れたときも、体よく追い返していましたし。
 ゲーム版の2人の父親・趙次郎は伊万里や九峪を狗根国に売ろうとしました。それに比べればマシですが、反狗根国の感情を持つ伊万里と上乃には、これらの大人の態度は我慢できませんでした。結果、仁清と共に狗根国の情報収集に動くことになり、九峪達と出会ったのです。

 その後の県居達ですが、本来なら火魅子候補であり、豊後県の県知事となった伊万里の故郷の人々なのですから、当然彼女を支えるべき存在のはずなんですが。これまで冷たくあしらい、復興の話に聞く耳をもつこともなかった伊万里が火魅子候補であることが判明し、恐れ入ってしまった彼らは、復興軍に参加することもなく、九洲が半分解放されたあとも里に引きこもったままとなっています。この調子では今後でてくることはないでしょう。


吾鯛(あたい)・・・小説

 竜宮7人組のうちの1人。
 香蘭救出の際は舟を漕ぎ、陸地につける役を担当。仙術では左の二の腕から気を送り込みました。
 相撲大会では、愛宕と蜆に負け、あっという間に敗退。
 ほとんど記述がないため、容姿も性格も全く分からない。若布と吾鯛は竜宮組の中でも、最も不遇なコンビですね。
 7人という人数あわせと、仙術の記述のためだけに出てきたキャラじゃないでしょうか(酷)


秋葉(あきば)・・・小説

 征西都督府に常駐している薬士の老人です。6巻で天目が魔人に襲われて大怪我を負った時、治療役として登場しました。10巻でも登場しています。
 この秋葉は、「ドスケベじじい」です。とにかく女好きらしく、何かと理由をつけて裸にしたがり、触りたがる困った性癖があるので、天目も親衛隊員もできれば秋葉には診てもらいたくない、と思っているようです。足に怪我をして捕らえられてきた清瑞に対しても滅殺もののすけべ行為をかましました。
 しかし、陰湿スケベではないので、心底からは憎めないところがあります。同じドスケベでも、この辺がゲーム版に出てきた相馬とは違うところです。上司である天目に対しても、ぺたぺた裸の胸を触りまくるし、怒るとシワが増えるなどと暴言吐くし、自分をいたいけな老人などとのたまうし。お調子者のオトボケジーチャンでもありますね。「ドラゴンボール」のカメ仙人のイメージがピッタリかも。
 医術の腕のほうは確かで、忌瀬の次に信頼できると案埜津が言っています。ただ、ケガ治療の際の痛みに頓着しないので、患者に優しい医者とはいえないでしょうが。武術の腕の方も決して低くはないようです。


亜子菜(あこな)・・・小説

 天目親衛隊の一員ですが、小説4巻の真姉胡初登場の時に、天目が一声かけただけのキャラです。ホントにそれだけのキャラなので、これ以上書くことがありません(^^;


鰺南(あじな)・・・小説

 竜宮7人組のうちの1人。
 彼女達が乗ってきた小船では、漕ぎ手ではなく舵を担当していました。7人のリーダー格で、寝太郎と他の女の子達との橋渡し的役割を務めています。
 落ち着きのある性格で、状況判断能力もあります。寝太郎が竜宮娘達の中で、一番信頼しているのは彼女でしょう。香蘭を救う仙術で、寝太郎の胸(心臓)に次ぐであろう頭頂を担当したことからも、分かります。天目と案埜津のような関係に感じました。
 9巻の相撲大会では怪力自慢の衣緒と戦い、それなりに健闘したようですから、か弱くはないでしょう。まあ、この世界で九峪よりもか弱い人って、大人ではあんまりいないでしょうけどね(ぇ
 今後も竜宮組が出てきた時は、彼女の発言が多いことでしょう。


阿智(あち)・・・小説

 海人集団の長の1人です。
 重然や愛宕達の独立系海人集団と違い、阿智ともう1人の長・蔚海は宗像系海人集団を率いています。宗像神社出身の火魅子候補の星華は、彼らの頭領といってもいい存在です。復興軍が起つ以前から、星華や宗像3姉妹との繋がりは深かったようですし、耶麻台国にも仕えていただろう彼らは、復興軍が起った時に、いちはやく協力を表明しました。
 海路での移動の際は、彼らの船も輸送に大活躍しますし、海沿いで戦があれば海上で睨みを利かせる部隊として、参加しています。軍議の場にもこの2人は呼ばれているのですが・・・哀しいかな、重然や愛宕達に、ほとんどの「見せ場」を奪われているため、そういやいたなあ、程度でしか読者に認識されてないと思われます(^^;阿智と蔚海の性格も外見も分かってないですからね。
 復興軍で一番大きい船が重然達の持つ「龍神丸」で、この船が旗艦となるため、ある意味仕方がないですけどね。10巻で外洋航海もできる、さらに大きい船が登場しましたが、逆に大きすぎて小回りが効かないようなら、龍神丸が旗艦でありつづけるかも。

 耶麻台国半復興後の彼らは、海運造船業に力をいれているようですが、戦が始まれば、宗像系も従事するでしょう。


案埜津(あのづ)・・・小説

 虎桃と共に、天目親衛隊の副隊長を務める女性です。親衛隊に総隊長はいませんから、実質親衛隊のトップということになります。
 冷静沈着でマジメ。いつも取り澄ましていて、ひょうひょうとした表情を崩さないし、動作も俊敏できびきびとしており、虎桃とは正反対の印象があります。初登場は、天目が魔人に襲われてケガを負ったときでしたが、このときも取り乱したりしませんでしたし。もっとも、魔兎族3姉妹に引き合わされたりしたときには、十分びっくりしていましたけど。温泉でもオタオタしていましたしね。
 虎桃同様、頭も切れますし、人並み以上の優れた使い手です。また、虎桃の特技は弓ですが、案埜津の特技は乗馬の腕で、どんな地形でも速度を落とさず走ることができます。
 さらに炎戦記にて、自然士の能力も持っていることが明らかになりました。ゲーム版で登場した仙族の自然士・土岐が持っていた能力と同じようなもので、壕を掘ったり塀をつくる手助けとして地面をへこませる、盛り上げる程度のことはできます。ただし集中力精神力がいるし、人工物、生物には効果がなく、土岐ほどの劇的な地形変化を与えることはできませんので、攻撃性はないようです。

 そして天目自身に、絶対の忠誠心を持っています。案埜津が親衛隊に入ったのは、天目なら徒手空拳でのし上がっていく機会を与えてくれる、天目なら面白いことをしてくれるという期待感から。天目のためなら命がけ、彼女の障害となるものなら、元仲間であろうと斬り捨てるのを躊躇しない。
 天目も案埜津を信じているからこそ、復興軍を手助けした真の目的を、最初に彼女に話したのでしょうし。それは狗根国を裏切るものでしたが、案埜津は彼女の期待通り、天目に最後まで付いていく事を誓い、天目の耶麻臺国建国後も、天目の右腕として国都建設をはじめ、色々と活躍しています。
 かなり登場回数の多い人物ですね。


彩花紫王女(あやかしのひめみこ)・・・小説

 火魅子炎戦記にて、九峪、天目と共に中核を成すであろう少女。
 本来なら主要登場人物のコーナー行きなのですが、まだ動き、情報が少ないのでこちらに。

 狗根国大王の娘で、紫香楽の義妹にあたります。年齢は恐らく15歳。天目と九峪によって解放された九洲を奪還するために、狗根国が派遣した九洲遠征軍の総司令官です。
 15歳といえば、珠洲や閑谷の1つ上程度です。火魅子伝の世界においても異例の若さでありながら、類まれな指導力、知謀をもった実力のある司令官で、天目に天空人の遺産よりも恐ろしいといわしめた少女。15歳で歴戦なのですから、いったい何歳から戦場にいたんでしょうかね・・・
 そして彼女は他の王族のように傲慢で自尊心が高く、やたら人を見下すようなこともなく、実直で謙虚で気配りができて、不正を良しとしない。名君という言葉がぴったりくるような人物なわけですが、だからこそ煙たがる者も多いわけで。

 王宮で高官の不正を何度か暴いたこともある彩花紫を、大半の高官が嫌っており、暗殺しようと刺客を送られたことも一度や二度ではなく。また父親の大王も、彩花紫があまりに戦績をあげるので、その名声が後継者である東太子の立場をも脅かすのではないかと警戒し、彼女を戦や王宮から遠ざけるようになったとか。はっきりいってかなり不遇な立場に彩花紫はいます。
 そんな彼女が率いることになった九洲遠征軍も、天空人の遺産や大王直属の乱派衆、左道士の多くが貸し与えられているとはいえ、総兵力は万全に勝てるというには遠い人数でしかなく、負けも勝ちもしない程度でしかない。そこには彩花紫と戦って疲弊した九洲軍勢を、手柄をたてさせたい本命の人物を後援として送り、この人物に潰させようという意図が読み取れる。
 とことん嫌われてるなあって感じですが、しかし彼女についた副官、平八郎と雲母は有能であり、彩花紫腹心の部下である異国の美女・哥羽茉莉(かうまありい)等、一騎当千の輩もいるので、一筋縄ではいかない軍であるのは間違いないですね。
 九峪、天目、彩花紫の三柱の元、火魅子炎戦記は動いていくでしょう。


綾那(あやな)・・・小説

 閑谷の実の姉で、藤那の乳姉妹です。綾那の方が下のようなので、19歳でしょう。

  藤那が火後の県知事に就任して、藤那の里の者達はこぞって山を降りました。綾那も当然その時に下山、今では藤那の副官的な役割で動いています。閑谷は実務の補佐、という点では少々頼りないですからね。

 性格的には上乃のようなタイプに近そうな印象があります。で、藤那同様酒豪のようです。藤那が酒を絶ってからは、彼女もあまり堂々とは飲まなくなっているようですけど。
 閑谷が藤那のことを女性として好きなことを知っていて、密かに応援しているようですね。もっとも、からかって遊んでるだけかもしれませんが(笑)
 彼女の得意武器は投擲用の矢・打矢(ダーツの矢みたいなもの)で、方術も組み合わせることで自在に矢の方向を修正することができます。よってかわすのは至難の業です。
 嵐で船が沈み、火後の地に漂着して海賊に襲われていた、という琉度羅丹(るどらうにい)を見つけ、助けた後面倒をみているようです。


委員長(いいんちょう)・・・コミック

 コミック版で、出てきた九峪のクラスメイトです。本名は不明。
 髪を後ろで束ねている、知的で内気、大人しそうな女生徒で、風紀委員をしていました。風紀委員長で「委員長」なのか、それとも学級委員長とかもしていて「委員長」なのかは分かりませんが、ともかく皆には「委員長」と呼ばれていたようです。
 そして、九峪に密かに想いを寄せていました。日魅子がいることは承知していましたが、友人に後押しされ、意を決してラブレターを九峪のカバンに入れようとしたその時、悲劇が起きます。
 天魔鏡の破壊を狙う女魔族が、委員長の体を乗っ取ったのです。乗っ取られた委員長の体は化け物に変貌し、クラスメイトを次々に殺害。異変を感じて戻ってきた九峪も殺そうとしますが、これは色々あって失敗します。
 そして、束の間自意識を取り戻した委員長は、九峪に想いを告げ、さらに続けました。
 私を殺して──と。

 コミック版火魅子伝の、影のヒロインは彼女です。


亥哥南(いかな)・・・神洲天魔鏡

 15人の忍者を率い、天魔鏡を持っていた火月の嶽人を襲った人物。奪うことには成功しましたが、吾妻と小太郎がその場に現れたために、あっさり倒された雑魚キャラです。相手を「おのし」と呼んでいたのが特徴といえば特徴ですか。
 小太郎の「技」のお披露目には良かったかな。


乙身埜(いつみの)・・・神洲天魔鏡

 武田晴信の忍者集団、「三つ者」に所属していた人物。亜衣と衣緒のいた火の一族の神社を、小頭として30名以上を率いて襲いました。
 小頭ですから、精鋭といっていいはず。頭のほうも決して悪くはなく、亜衣達の仕掛けを見破ったりもしたのですが、いかんせん2人とは実力が違いすぎました。
 手下を全て殺され一人逃げ延びた彼は、襲撃部隊を統括していた雛杜に助けを求めたのですが・・・この雛杜もあっさりやられた上、自害も亜衣によって阻まれる始末。最後は亜衣お得意の拷問で裏を全て吐かされた上、多分殺されました。忍者としては、甚だ不本意な最期だったでしょうね(^^;
 まあ、火の一族へケンカ吹っかけた最初の事件の、捨て駒程度のキャラだと思って正解です。


壹与(いよ)・・・アニメ

 アニメ版日魅子の実の母親です。・・・夫婦揃って読みにくい漢字(^^;声は深見梨加さん。雲母などもやっている人です。
 夫の焔燬と共に、火の守りの役目を務めていました。が、1話で紫香楽が耶麻台国に侵攻し、神殿を制圧。日魅子を墨火のいけにえにしようとしたのに抵抗して、紫香楽に斬り殺されました。
 出番としてはそれだけ。あとは回想でちょこちょこと出てるくらいです。


伊部(いんべ)・・・小説

 只深と常に行動を共にしている男。
 痩せ型だが背が190センチはある大男で、25〜30歳くらい。苦みばしった渋めの容貌の男です。無精ひげのせいか、もっと年上にみえますが。
 只深同様商人で、関西弁もどきの言葉を話します。只深とは九洲への旅の以前から親しかったようですね。飄々としていて、よく只深をからかってどつかれています。普段から怪力で体術にも優れ、戦闘力は高いのですが、どうやら純粋な人間ではないようで、キレるとさらに凄まじい力を発揮するようです。
 魔人が彼のことを「人魔」と呼んでいますし。只深がひどい目に合わされた火魅子伝2巻では、あやうくキレかけ、只深が止めています。
 只深に対しては、兄のような感情でいるのか、それとも異性として好きなのか、微妙なところのように感じます。一応伊部の主人は只深の義父、恒只ですが、今は只深の側にいられることのほうが嬉しいようです。
 まだまだ謎が多いキャラなので、今後の活躍に注目したいですね。


蔚海(うつみ)・・・小説

 宗像系海人集団の長の1人。阿智の説明と全く同じですので、以降は割愛します。それにしても、蔚海、なんて読めませんよ(汗)舞阪先生がどこから名前つけたのか、ちょっと気になる・・・


永閃(えいせん)・・・ゲーム

 天空人の兄妹の、兄のほうです。佐瀬帆城で仲間になります。声は飛田展男さん。
 魔天戦争の折、魔獣達に襲われていた人間を助けたために、永閃と永楽の率いる部隊は決戦に遅れてしまいました。そのせいで、あと少しというところまで魔界軍を追い詰めていた天界軍は勝利を逃し、引き分けという形になってしまったのです。永閃と永楽はその責任を問われ、罰として力を封じられた上で、人間界に残ることを命じられました。それが画像の姿です。
 そして人間界で長い間暮らしていたのですが、天界の扉を探していた天目に発見されます。彼女は狗根国に利用されないように兄妹を山奥にかくまっていたのですが、耶麻台国軍に寝返ったのを機に彼らの元を訪れ、神の遣いに会うように勧めました。で、山を降りた2人は九峪と面会して興味を持ち、同じ天空人の姫神子が拓いた、耶麻台国の再興の手伝いを約束し、仲間になりました。
 決戦に遅れるのを承知していながら、襲われている人間を助けたことからみても、正義感が強く優しい性格らしいことがうかがえます。 

 戦場での永閃ですが・・・はっきりいって、ほとんど使う機会がありません。かなり後半になってから参加する上、最終戦で抜けますから、天空兄妹を連れて行くくらいなら、他の武将を使ったほうがマシですからね(^^;「天の磐舟」という独自の術を持っているのが、利点といえば利点、くらいです。


永楽(えいらく)・・・ゲーム

 天空人の兄妹の、妹のほうです。声は宮原永海さん。
 仲間になる経緯は永閃と同じです。兄と違い気が強く、天空人のプライドも高いようで、多少高飛車な物言いをします。大戦の折、兄と一緒に人間を助けたのも人間のためではなく、兄の意志に従ったからに過ぎないようですし。
 彼らの罪が許されるのは、「無限の笙(むげんのしょう)」という名の楽器の音が鳴ったとき。しかし2人はその在り処を知らず、ずっと力を封じられたままだったのですが、キョウがその場所をおぼろげながら知っていました。
 そして久志振岳山頂の遺跡に来たとき、九峪の討魔の鈴が鳴り始め、「無限の笙」の正体が判明、2人は天空人の姿を取り戻しました。もっとも、完全に天界の扉が閉ざされていたために、全ての力は戻りませんでしたが。

 天空人となった2人は、6枚の翼を持っているのが特徴です。解いた髪も衣装も白っぽくなっています。それはいいのですが、瞳まで白っぽくなってるのはかなり怖い(汗)
 大戦では大部隊を率いていましたから、天空人の中でも高位の部類に入るのではないでしょうか。
 耶牟原城決戦では天目と共に2人も抜け、東山と天目の戦いの手助けをします。
 
 戦場での永楽も、永閃と変わりません。天空人の力を取り戻せばレベル20になり、強い力を持ちますが、連れていた兵士がいなくなるし、コンボもないですから。戦場での活躍よりは、彼らが持っていた天光環や七支刀の提供の方が、よっぽどありがたいですね。


焔燬(えんき)・・・アニメ

 アニメ版日魅子の実の父親、です。漢字だけで「えんき」と読めた人はいないでしょう(爆)難しすぎる漢字を使うのも困りものですねえ。声は堀川仁さんです。
 「火の守り」として墨火に仕える役目についていましたが、耶麻台国滅亡時に日魅子は墨火と共に消え、妻も紫香楽に殺されました。彼は殺されはしなかったものの、幽閉状態にあったようです。
 しかし3年後、成長した日魅子と九峪が墨火と共に出現。帖佐の元にいる日魅子を、都督府に連れてくる任務を受けた藤那によって、幽閉から解放されました。そして日魅子奪還作戦の際に、彼も耶麻台国軍に救い出されたのですが、その際に怪我を負い、しばらく静養する羽目になります。で、九峪がマグマに落ちて窮地に陥ったときに復帰してきて、彼を助けました。
 以降、何かと軍や日魅子に助言をしたりしていましたが、自分が父親だと名乗ることは最後までありませんでした。
 日魅子と九峪が現代に帰った後は、女王と共に耶麻台国を盛り立てたようです。


遠州(えんしゅう)・・・ゲーム

 声は山崎たくみ、さん。
 重丘城か貴千穂城のどちらかを落とすと、九峪の耶麻台国軍とは別の反乱が起きたとの報告が、九峪の元に届けられます。その反乱の指導者が遠州です。父親が耶麻台国に仕えていたのだそうで、その父親と共に、機会を狙っていたのだとか。そして耶麻台国軍の噂を聞き、援護を期待して狗根国の守りが手薄だという城に攻め込んだのです。
 遠州の反乱軍がいる城に、九峪達が速やかに応援に向えば、彼の反乱は成功します。そして遠州と九峪は固い握手を交わし、彼も軍に加わることになるのです。

 金髪碧眼の美形剣士。精巧な細工を施された白い西洋鎧に身を包み、変わった形の長剣を手にしています。どう見てもカンペキな「白馬の王子様」、どう見ても倭国人じゃない姿ですが、このゲームでそのあたりをツッコむのは、野暮というものでしょう(笑)
 明るく奔放な上乃に好意を持っているという設定があります。美形な上、物腰も柔らかく礼儀正しい彼を、面食いな上乃が悪く思うわけもないので、2人は恋人同士、ということになりますね・・・九峪がいなければ(爆)
 上乃の告白直前イベントで、彼の出番がありますが・・・そこでもやっぱり礼儀正しい爽やかさん、だったりするんですよねえ、彼は。いい男は扱いが違うようです(笑)

 戦場では優秀な部隊となります。方術が使えないのでまとめてダメージを与えたりはできませんが、連れている兵士は九峪と同じ剣士系で、バランスが良いですしね。兵士を攻撃重視型に成長させ、コンボを多用していけば、方術使いにもひけをとりませんよ。


尾久成(おぐなり)・・・小説

 深川の部下だった左道士で、深川の命で当麻の街の狗根国駐留軍の動向を探るため、当麻の宮殿に忍び込んだ男です。しかし同じく宮殿に忍び込もうとしていた志野と珠洲がこの男を発見。で、さすがにこの2人の連係プレイには叶わず、捕らえられかけたのですが、志野がその正体を探り出そうとする寸前で、短刀を自分の喉に突き刺し、自害しました。
 伊尾木が原の戦の様子を見に行くよう、深川に進言したのもこの男だし、左道士であると同時に乱破の技能も優れていたようだし・・・なかなか有能な人物だったのかもしれませんねえ。すぐ死んじゃった単発キャラですが(爆)


乙姫(おとひめ)・・・小説

 竜宮の開祖であり、天空人。耶麻台国の開祖・姫神子とは縁戚関係にありました。姫神子は死亡したようですが、元々非常に長命な天空人ですから、この乙姫は開国のときから同じ人物でしょう。様々な謎の答えを知っていると思われます。
 昔は竜宮と耶麻台国は親交があったようですが、最近は交流も途絶えていたようです。耶麻台国滅亡の折も、救援を寄こしたりはしませんでした。
 しかし、なぜか九峪達耶麻台国復興軍が起った時、乙姫は寝太郎を派遣します。
 寝太郎は復興を手助けするように頼まれた、と説明していますが、その後の寝太郎達の行動を見る限り、他にも目的がありそうな気配が。竜宮の位置他、謎だらけなのですが、今後の竜宮側の動向には注目したいですね。