曲・恋せよ


星 華
(せいか)



小説版


 火魅子候補の一人。18歳。亜衣、衣緒、羽江の宗像(むなかた)3姉妹とは乳姉妹になります。
 生まれてすぐに宗像神社へ預けられましたが、耶麻台国の滅亡寸前に山奥へ逃れました。以来落人の里で暮らしながら、反乱に協力したりしていましたが、1年前に里も狗根国に見つかりそうになり、乳母や里人は離散。そして反狗根国勢力をまとめる作業もうまく行かずにいた所を、深川に捕らえられたのですが、結果それが九峪や伊万里と出会い、復興軍を立ち上げるきっかけとなりました。

 生まれながらの王族である星華は、火魅子にふさわしいようにと方術や星読み、占術など色々な教育を受けています。それに方術や飛空挺が扱える重要性も大きい。ただ、いつも亜衣など誰かに守られて育ってきたせいか、押しが足りないところがあり、難しい作戦の指揮のような、複雑な判断を必要とされる場合に弱い部分があります。

 性格的には普段はしとやかで落ち着いていて、威厳や気品を持った女性です。それに表立ってはなかなか見えてこないのですが、結構優しい人のようですね。
 が、それは普段は、の話。
 宗像3姉妹や、「胸」が絡むと話は違ってきます。この世界の女性達は「大きくて形のよい胸」に対する意識がか〜な〜り高いようで(^^;特に星華は自分の胸に対して相当の自負と誇りを持っているので、自分より大きい胸の女性には激しいライバル心が・・・さらに亜衣や衣緒も自分の体型を気にするタチだし、羽江はやたらと暴言を吐くのが好き(?)なので、4人のうち2人でも揃ってケンカを始めようものなら、そりゃあもう周りが引きまくるような修羅場が展開されます(滝汗)この時の星華には普段の影はこれっぽっちもありません。
 
 また、火魅子候補の中で九峪に対する態度を1番はっきりさせているのは、星華でしょう。彼女の悩みに助言をしてくれたし、仲間や民のことを第一に考える九峪の考え方や、誰とでも気さくに接する彼の態度、作戦立案能力等に、最初は不審な顔を見せることもあった彼女も、段々惹かれていっているようです。自分の魅力をさりげに九峪に振りまいたりしてます。もっとも嫉妬心も強いので
、九峪もなかなか大変そうですが。

 耶麻台国半復興後は、耶麻台国の首都である火向県の知事に就任しました。宗像3姉妹を手元に置いておきたかっただろう九峪の思惑も絡んだのでしょう。首都だし九峪に一番近い場所ですので有利といえば有利ですが、星華がさらに独立できるかは、今後の成長にかかってるでしょうね。


ゲーム版


 21歳。声は高田由美さんです。
 幼い頃宗像神社に預けられ、3姉妹と乳姉妹であること、九峪に出会うまで反狗根国活動をしていたことは小説と同じです。ゲーム版ではそれなりの組織ができていて、星華は「花火」という偽名でその組織を指揮していました。そして鹿谷城を九峪が解放したのを機に、面会を求めてきて耶麻台国軍に加わります。伊雅とは宗像神社に預けられる前に、よく遊んでもらっていたようです。

 王族、指導者としての自覚を小説版以上に持っているゲーム版星華は、耶麻台国復興という使命にとても強い責任感を持っていて、その言動も仕事に根ざしたものになりがちです。つまり「堅い」です。間違っても胸で張り合おうなんてしません(^^;し、宗像3姉妹のケンカも仲裁、叱る役に回ります。
 常に軍のこと、民のことを考えている女性なのに、融通が利かないばかりに他人に誤解されてしまう。王族の自覚ゆえに、自分の努力や弱さを見せたくないと思っているから、余計に肩肘を張ってしまう。そんな彼女にとって、幼い頃から一緒にいる宗像3姉妹の側は、唯一くつろげる、心から笑える居場所なのです。
 「夏祭り」は打ち上げ花火を見る側ではなく、上げる羽江達の側のイベントとなっているんですが、コントみたいです(笑)月見イベントも必見ですね。

 こんな星華と付き合うコツは、総大将という立場をフルに活用することです(笑)「九峪とは仕事上で話があるから会っている」という建前さえあれば、どう見ても仕事上とは思えない話でも、星華の王族としての心は納得するのですから。打ち解けてきても堅めの口調はそう変わりませんが、イベントなどで見せるその表情には、本当の微笑みが増えていきます。


アニメ版


 女王候補の一人。水晶珠に墨火の力を宿しています。17歳。
 その墨火の力を使って結界を作り出し、隠れ里が狗根国や怪物達の目に触れるのを防いでいました。実質的な耶麻台国軍のリーダーで、裏切り者・藤那の真意を知っていたのは彼女だけです。
 また占術が使えるので、九峪と日魅子が征西都督府の地下神殿に現れるのを予見して、伊万里達を向かわせたり、九峪の墨火の力の性質を見抜いたりもしました。性格はゲーム版に近いと思います。おっとりとしていて優しい女性です。小説版のようにぶっ壊れたりはしません。

 星華の父親は耶麻台国の神官長であり、天霊を使える者でしたが、闇の泉が湧き出した時に生きたまま放り込まれ、蛇渇となっていました。が、それも枇杷島決戦の際、星華の手で消滅させられました。


コミック版


 未登場です(T_T)