曲・変撃


伊 雅
(いが)



 元耶麻台国副王です。日魅子の叔父にあたり、清瑞の父親になりますが、清瑞本人には隠しています。
 狗根国軍が耶牟原城に迫ろうとする直前、兄の国王の命により赤ん坊の日魅子(火魅子)を連れて城を脱出しましたが、不思議な光に、日魅子を連れ去られてしまいます。その後は清瑞と一緒に火魅子と、火魅子の資質を持つ者を探しながら、耶麻台国復興のための活動をしていましたが、藤那以外の候補とは連絡がつかないまま、耶麻台国滅亡から15年──
 旅の途中、光りはじめた神器・蒼龍玉に導かれ訪れた廃棄神社で、九峪と天魔鏡の精・キョウに出会ったことで全てが変わり、全てが始まりました。

 性格はよく言えば実直マジメな武人、悪く言えば単純なおっさん(爆)。耶麻台国では外交や経済でも手腕を発揮していたそうなので、頭は悪くないはずなんですが、猪突猛進タイプなせいか、なかなか見えてこない。あ、お世辞やおだてるのが得意なのは、さすが外交官かも(笑)でも本人も言っているように、戦略などを考えるよりは、一軍を率いて見る聞くなしに敵に突進するほうが性に合っているようですね。

 九峪に心酔していて、彼の言うことにはあまり反対できないし、九峪の考えならこうするだろう、と言われると弱いです。
 実際、快進撃を続ける復興軍や、耶麻台国の神社の祭壇の間から、火魅子にしか灯せないという「天の炎」を持って出てきたのを見れば、信奉して当然かもしれませんが・・・亜衣とかの理論派にも弱いし、もうちょっと押しが強くないと、威厳がなくなりますよ、伊雅のおっさん(^^;

 そしてなぜか拷問が好き?らしいです。「疑わしきは斬る」のアブナイ軍人思想はしっかり娘にも受け継がれてます(^_^;)。九峪の影響でずいぶんマシになったようですが。
 そして実は結構スケベかもしれない疑惑も浮上。若い九峪のようにあからさまに鼻の下を伸ばしたりはしませんが、たま〜に顔が緩んでます(笑)

 10巻で清瑞が天目側に捕らえられ、行方不明になったとき、凄まじく取り乱した伊雅はその場にいた九峪、亜衣、音羽、真姉胡の前で清瑞が娘であることを明かしました。事の波紋を考え、それ以外の人間には伏せられましたが、清瑞が帰ってきたときのそれぞれの反応が興味ありますね。
 清瑞が生きていることが分かった後も、人質となった彼女を思い、伊雅は一気に覇気がなくなった様子。新生耶麻台国のために元気になろうとは思っているようですが、覇気が戻るのはいつになるんでしょうね。


 ゲーム版伊雅も小説と設定はほぼ同じですね。清瑞が娘という設定はありませんでしたが。声は石井康嗣さん。
 腕に抱いていた火魅子を、落雷で開いた天穴によって失い、以後隠れ里で火魅子や候補を探す生活をしていたようです。そして九峪と出会い、さあ今から復興の戦いを、ってところで蛇渇に発見され、九峪達を逃がすために蛇渇と戦い、命を落としました。序盤でいなくなってしまったため、活躍する機会はあまりないのが残念。

 アニメ版伊雅は耶麻台国の将軍のような存在でした。・・・アニメ版伊雅を見たとき「タマネギ頭!?」と思ったのは私だけじゃないはず(爆)耶麻台国陥落の後は、反乱軍の参謀として星華を手助けする役割だったようです。清瑞が娘という設定はこちらもなく、清瑞はただの隠密部隊に所属する部下、接点すらほとんどないです。
 
 地下神殿に九峪達が出現したとき、伊万里と共にその場に居合わせました。九峪が大きな墨火の力を持っていると分かってからは、多少口調が改まりましたが、敬意は払っていませんでしたね。「神の遣い」ではないですし・・・あのアニメ版九峪では仕方ないですが。

 コミックでは未登場でしたが、伊万里の育ての親だったようです。



曲・空色


閑 谷
(かんや)



 藤那とは乳姉弟になる、仙族(ゲームでは仙族の中の、竜人族という種族ということになっています)の少年です。年齢は14歳。声は石田彰さん。小説版では綾那という実の姉がいます。また画像はゲーム版ですが、小説版の閑谷は容姿が違います。
 藤那のことは姉としてではなく、女性として大好きで、藤那が里を出たときに一緒に付いてきました。しかし小説でもゲームでも、藤那には「言うことを聞く弟で、自分のもので、専属の奴隷」としか扱われていないんですけど(T_T)
 でも藤那にとって一番の理解者であることは間違いないですからね。なんだかんだ言っても、閑谷が他の誰かに取られるのは我慢できないという、妙な独占欲があります。
 ・・・ゲームでは九峪の態度次第で、閑谷君にもいい目(さらなる下僕化ともいう)が見れるようです・・・まずほとんど発生しないでしょうが(^^;

 かしこくて素直で正直、健気で優しい美少年です。で、復興軍幹部達のオモチャで、九峪のスケープゴートで、いぢめて君です(大笑)
 性格も容姿もカワイイ閑谷は、復興軍の特に女性達にとっては、からかいがいがあって、遊びがいのあるターゲットのようです。これまでに何度女性陣に脱がされたことか。
 しかも閑谷はそれに全力で反応するから、ますますからかわれることに・・・自分からいぢめて君の道を歩んでますね〜。
 九峪のスケープゴートっていうのは、ドラマCDと寝太郎がらみから(笑)

 小説では、なんだか珠洲が閑谷を気に入っている様子。藤那のことも含めて、今後どうなるのか気になるところです。耶麻台国半復興後は火後県にの知事になった藤那についていきました。綾那を含めた里の者も山から降りてきたようなので、このやり取りも期待できるかも。
 


曲・和道


重 然
(じゅうぜん)



 小説では、石川島を拠点とする海人集団の頭です。声は板東尚樹さん。瀬戸内海で織部の父親の所にいましたが、狗根国との戦いに敗れて九洲に落ちてきて、耶麻台国の残存勢力と一緒に戦っていました。そしてその勢力も完全に滅んでからは、海人稼業に戻っていたのですが、愛宕と一緒に復興軍の台頭の様子を探りに来た当麻城で、織部と再会。さらに九峪や復興軍の力を知って復興軍に参加しました。
 2メートルはありそうな巨体と、それに見合う筋肉の持ち主です。豪胆で武骨ですが、情勢を慎重に見極める目も持っています。また精鋭ぞろいで大型船もいくつか持つ重然の集団は、復興軍の大きな戦力となっていました。刈田の街攻略の際には、彼ら海人がとってきた鯨が大きな役割を果たしましたし。耶麻台国半復興後は、物資の流通促進、新造船の作成といった仕事に手腕を発揮しています。

 ゲームでは、盗賊の頭だった織部の元部下という設定で参加してきますが、それ以降特にイベント的出番はないと思います。あ、でも温泉での九峪とのやりとりは面白いかも(笑)戦闘では攻撃力が高くコンボが出しやすいので、重宝します。