耶麻台歳時記ストーリー


九峪的冬の雪板遊戯

 火鉢にあたって震えていた九峪の所に、暇をもてあました女王候補や宗像3姉妹達が、なにか自分達の知らない遊びはないかとやってきた。そこで九峪は羽江にスノーボードを作らせたのだが、九峪についてきたのは香蘭、只深、羽江、珠洲のお子様軍団だけ。仕方なく九峪は風邪気味の清瑞も引っ張り出して、阿祖山の高原にやってきた。

 スノーボードを楽しむ一同(清瑞除く)。だがしかし帰ろうとしたその時、突然の吹雪に襲われてしまう。
 そこでやむをえず雪洞を堀り、焚き火をして吹雪をやり過ごすことにしたのだが、清瑞が高熱で意識をなくし倒れてしまった。皆のために雪洞を堀り、1人で薪まで集めてきた疲労が祟ったのだ。
 只深が言うには、汗でぬれた服を脱がし、服を乾かす間、体温を奪われないように、裸で抱きあって体を温める必要があるという。当然白羽の矢が立ったのは、強引に清瑞を連れてきた張本人、九峪だった。

 翌朝、目覚めて驚く清瑞に、必死に弁解する九峪。するとその耳に信じられない言葉が聞こえてきた。
「ありがとう・・・とても、暖かかった・・・」
と。
「やっぱりほら・・・護衛に死なれちゃ、俺が困るからさ」
 香蘭が言うには、九峪の顔は真っ赤だったそうである(笑)
 その後、皆が救出に駆けつけてくれて6人は助かった。清瑞との距離も、ちょっとは縮まったような気がした九峪だが、元気になればいつものケンカ。やっぱりまだまだ遠いかな〜と思う九峪だった。


聞き所

 ・亜衣と衣緒の姉妹ゲンカ。生で聞くとすごいです。
 ・ちょっと怖い珠洲。○肉って・・・(滝汗)
 ・九峪に礼を言う、なんだかカワイイ清瑞( ̄ー ̄)♪



火魅子伝愛の小劇場その1

 女王候補達に囲まれ、世話をされてハーレム状態の九峪。至福のときを味わっていたその時、日魅子が出現!
「この女共は何!この浮気者!」
 この後、九峪がしばき倒されたのは言うまでもない(笑)

 その頃、夢にうなされる九峪を見ている珠洲と清瑞。
「いいの、放っといて?」
「いいよ、面白いから」
「清瑞って・・・やっぱり冷酷」
「まあね」
 淡々と言葉を交わす二人だった。



九峪的春の花見の宴


 九峪が日向ぼっこをしていると、冬に続いて暇をもてあました女王候補達が、九峪のところへやってきた。そこで九峪が提案したのは花見。大乗り気の藤那は閑谷を呼びつけ、明日の花見用の食べ物や飲み物の支度を命じる。その影では、どうしてあんないい子が藤那みたいなワガママ女に尽くすのか、と藤那の悪口をいいあう、妙に仲の良い女王候補5人の姿があったりもしたが、そこは置いといて・・・
 かいがいしく花見の支度をする閑谷の元には、亜衣と衣緒と珠洲がやってきて、手伝ってくれると言ってきた。号泣して喜ぶ閑谷。もっとも結局は亜衣と衣緒がお決まりの姉妹ゲンカを始めてしまい、さらに苦労することになったのだが(^^;

 そして翌日。なんとか料理も間に合い、朝から宴会を始める一同。騒ぎの中、珠洲だけは志野にお酒を飲ませないよう、皆の席を回るのに大忙しだったのだが、時既に遅し。藤那が志野に飲ませてしまった!
 あぐらをかいて一升瓶をラッパ飲みした志野は・・・・・・壊れた。
「んっふふふふ。みんな飲んでるう?食べてるう?いけてるう?楽しんでるう?とんでるう?はっちゃけてるぶっちゃけてる?あっはっはっはっは!」←ほんのちょびっと実況中継
 こうなった志野を止められる者はいない。
 しばらく放っておいたところ、そのうち志野は「お色気が足りない」と言い出した。
「ここは1つ、美少年に裸踊りをお願いしましょおお!」
 これには周りの女性達も大賛成(笑)大反対は閑谷だけ。
 九峪に助けを求めるが、
「あ〜ら、じゃあ、代わりに九峪様が裸踊りをしてくださいますう?九峪様の裸踊りでもいいわあ」
「・・・がんばってくれ、閑谷」
で、あっさりきっぱり見捨てられ、あわれ閑谷は女性陣総がかりで脱がされてしまったとさ。
「九峪様の裏切り者お!ひええええ、やめてえええ、お母さ〜ん!」
 ・・・哀れなり(T^T)

 翌朝。桜の下には死屍累々と転がる一同の姿があった。
 藤那をして当分酒はいらないと言わしめるのだから、どんな惨状か推して知るべし。そして、
「うわあ、素敵な朝ねえ♪」
 志野のとっても爽やかな声が、二日酔いで吐きまくる地獄に響いた・・・・。この瞬間、耶麻台国軍一の酒飲みの称号は、志野のものになったのである。
 1人迎え酒と称して、また飲み始めた志野に、全員の声がキレイにそろった。
「もう二度と、志野を酒に誘わないぞ〜!!」


聞き所

 ・酔っ払い志野ちゃん。小説版の、志野は酒乱の設定の元ネタはここからだそうです。あのぶっ壊れっぷりは、とても文章では伝え切れません(^^;
 ・高笑い星華。普段おしとやかキャラの志野にも欠点があることを知り、女王は私に決まりだと笑う彼女は、まんま「天地無用!」の阿重霞皇女です。
 ・このCD最大の被害者で賞・閑谷。
 



火魅子伝愛の小劇場その2

志野と珠洲の、甘ったるさ200%増しの、アヤシイ声がする。
「ほら、ここをこう攻めれば・・・」
「いや〜ん!」
「志野の抵抗も風前の灯火。あと少しで丸裸ね」
「お願いよ珠洲う、それだけは勘弁して、もうダメになっちゃううう」(ばい一部抜粋)

 と、隣の部屋で、壁に耳をくっつけてる九峪の所に清瑞がやってきた。
「隣の部屋、一体何してるんだろう」
 ドキドキしながら尋ねた九峪に、清瑞はこともなげに答えた。
「ああ、将棋指してるんだよ」



九峪的夏の波乗り遊戯


 例のごとく、遊びはないかと訪ねてきた女王候補達。
 そして宗像3姉妹が持ってきたのは、サーフィンボードと水着だった。どれもキワドイのは、もちろん九峪の「水着の女の子に囲まれて、夏はバラ色計画」のためである。ちなみに只深だけスクール水着だったり、閑谷も着させられたりしたのはお約束(笑)

 そして海にやってきた一行。カッコいい所を見せようと、張り切って波に乗った九峪だったのだが・・・張り切りすぎて空を飛び、海中に落っこちてしまった。
 あわてて助けたのだが、溺れた九峪は少々危険な状態だ。そこで心臓マッサージと人工呼吸をしようということになった。しかし九峪の普段の言動が響いたようで(笑)人工呼吸は誰も進んでやろうとしない。仕方がないので清瑞の提案で、クジで決めることになったのだが・・・なんとそこで当たってしまったのは清瑞自身だった。

 自分ではないものだから、とたんに元気になって、清瑞をからかう周囲の女性陣(^^;
 その上、やがて気がついた九峪にも、ことさら「清瑞の献身的な介護」を強調するだけ強調した彼女達は、二人を放っておいて、どこかへ行ってしまったのである。
 そして感激した九峪は清瑞に抱きつき、本気で殴られ再び気絶したのだった。

聞き所

 ・あわてる清瑞、これに尽きます。
「やだあ、二人っきりにしないで、ねえってばねえ〜!」
 ですから。あ、でも小説5巻ほど壊れてはないかな(笑)
 ・人の不幸は蜜の味、な他の女性陣。みんな生き生きとしちゃってまあ(^^;ゲーム版の王様ゲームでは、女性陣からキスを迫られてる九峪ですが、ここではただの変態ですね。



火魅子伝愛の小劇場その3

 九峪は日魅子のいる世界に帰ってきた。
「お帰り九峪・・・」
「ただいま、日魅子」
「九峪・・・」

 うれしそうな顔で眠る、九峪を見ている珠洲と清瑞。
「そっとしといてあげようか」
「・・・いや、起こそう」
「どうして?」
「こいつが楽しい夢を見ていると思うだけで、なんとなく腹が立つ」
 そして九峪は清瑞によって叩き起こされた。ぶつぶつ文句をいう九峪に、しれっと謝る清瑞。
「清瑞って・・・陰険」
「まあね」


 ・・・珠洲が優しい・・・( ̄□ ̄;)ギョッ



九峪的秋の松茸狩り


 秋といえば食欲の秋。空腹の九峪は、この世界ならマツタケもゴロゴロあるに違いないと思いつき、早速、元山人の伊万里の元へ向った。
 しかし、この世界でマツタケ、と言っても分からない。九峪はその形状を色々説明していたのだが、突然伊万里が真っ赤になって慌てだした。「男の人のムニュムニュ」を連想してしまったらしい(笑)
 そして九峪と、音もなく現れた(!)珠洲にからかわれ、どんどん墓穴を掘っていく伊万里・・・合掌。

 さて、所変わってマツタケ山。マツタケを知らない他の面々は、伊万里に悪気のない質問をするのだが、ここでも妙に息が合っている九峪と珠洲が(^^;しつこくからかわれた伊万里は、
「フンガー!」
 ついに文字通り、暴走した・・南無阿弥陀仏。

 ともかく、マツタケ狩りをする一同。しかしだんだん道が険しくなり、霧が濃くなってきてしまったため、これ以上動くのは危険ということで、マツタケを食べながら休むことになった。枯れ枝集めに九峪、珠洲、伊万里、志野、香蘭。星華、藤那、只深がかまど担当である。
 だが枯れ枝を集めて帰ろうとした時、霧はさらに濃くなり、視界が利かなくなってしまった。星華たちを呼んでも反応がない。そしていぶかしむ面々の前に、とってもヤバイものに似た物体が現れた(^^;
 「ムニュムニュだ、巨大ムニュムニュが近づいてくるうう!(By伊万里)」
 マツタケ山の守り神、マツタケの翁がマツタケを無断で取った九峪達に怒り、これらの現象を引き起こしたらしい。ところが九峪は謝るどころか、立ち入り禁止の札があったか、所有者がいるのか、俺はどうしても食べたいんだ等、ヘリクツ、ワガママ言い放題。ますます怒った翁は、青筋立つわ変色するわ、こんなもん映像にしたら間違いなく発売禁止、な姿に(滝汗)
 それを女性達に指摘され、ついにキレタ翁は、「マツタケ三昧の呪い」をかけて姿を消した。

 マツタケ三昧の呪い、それは体中にマツタケが生えてくるという呪いだった。額や腕にマツタケが生える面々。そして伊万里の股間にも(爆)
 もちろん、またまた伊万里は崩壊した・・・・アーメン。

 実は呪いの原因は、九峪が珍しいキノコだからと、伊万里のカゴに黙って放り込んだ、アヘン茸という非常に幻覚作用の強いキノコの胞子のせいだった。だから伊万里に一番症状が出たのである。
 さすがに罪悪感にかられ、城に帰ってから真剣に看病する九峪。少し休んだ方がいいと、皆が言っても聞かない。
「こいつには何度となく、ずいぶんな目に合わされたけど、なんか憎めないんだよな」
「九峪様はスケベだけど、責任感だけは強いもんね」
「みんなも、いつの間にかこいつの調子に乗せられてるし。変な人だ、っていうか、不思議な人だよ」
 清瑞や珠洲の九峪への評価が語っているように、そばで見守る女性陣の目は温かい。場に、和やかな空気が流れた(・・・うなされてる伊万里除く)

これにて、一件落着・・・・かな?


聞き所

 ・完全に崩壊した伊万里さま。酔っ払い志野ちゃんもすごかったけど、このCDのぶっ壊れNO1は伊万里に進呈します(笑)
・妙に仲が良い九峪と珠洲。小説版では信じられない光景ですが、ゲーム版ならありかもしれない。かなり面白いので、小説版でもこんな2人が見れないかな〜。



こんな感じでしょうか。
「愛の小劇場」で、CDの時間上収録できなかった、その4とその5は、「火魅子伝の集い場」で舞阪先生が投稿されてますので、リンクページから行ってみてください。