初診二日目(4月3日火曜日)

目覚めとともにノンママがノンに声を掛けると
うれしそうに答えてくれました。調子は上々です。
(写真は目をつぶってしまいましたが・・・)
いよいよ、今日は機能診断がでる日です。



10時に研究所に着き、早速、マスキングやうつ伏せをして待機していると
Dr.Greenの診察に呼ばれました。
現在、服用している薬のこととか、経管栄養について再度お話しました。



昼食後、いよいよ機能診断の発表です。

訓練を始める前の脳神経年齢は 0.47ヶ月 であったのに対し
現在の脳神経年齢は 18.11ヶ月 でした。

つまり、これまで行ってきた訓練(57.2ヶ月のプログラム)によって、
ノンは脳神経的に17.64ヶ月の成長があったことになります。

成長率は31%です。
(訓練前と比較すると51倍以上の成長)

という結果でした。


あらためてプログラム開始当時から現在を振り返ってみると、
【視覚】対光反射が不十分であったのが、現在は理解して読めている。
【聴覚】突然の大きな音に発作になっていたのが、簡単な文を理解するまでに成長した。
【触覚】若干反応が鈍いところがあるけれども、触られることへの過敏な反応はない。

【運動】全然動けなかったのが自分の力で手足を動かしている。
【音声】声を出すことができなったのが、うれしい、痛い、さびしいなど識別できる音声がだせるようになった。
【手の機能】閉じたままだった手が、開いたり閉じたりできるようになった。

といったところでしょうか。

ここまで成長できたのも、ひとえに皆さんのご協力の賜物と感謝しております。
本当にありがとうございます。

機能診断の結果を受けたとき、いままでのことが走馬灯のように思い浮かび
その場にいたたまれなくなり、サクションの水を足すと言って、退室してしまいました。


さあ、明日からは今後のプログラムについて、研究所から提示があります。
今後は独自のプログラムではなく、研究所から出されたプログラムに従わなければなりません。
(とは言っても大幅にかわるものではないそうですが・・)

今までのことは過去のこと、今後は更なる成長を目指し
新たな一歩をふみださなければなりません。

気持ちを切り替えて明日に望みます。


追伸、思ったより早めに終了したので、寄り道してアイスクリームで乾杯しました。
 


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