『季月久遠のCGごっこ』

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しょのいち!『三分間で3D?』

あなたはなぜ平面のはずのモニター画面や写真、絵画が立体的に見えるか考えたことがありますか?

ここでは、それがなぜかを考えながら、そのための必要要素の「ごく一部」を使って「とりあえず立体的に見える画像」を作ってみたいと思います。

試してみるにはとりあえず「レイヤ」と「グラデーション」が使えるソフトが必要です。画面は私が使っている「Fanfare Photographer」というソフトのものですが、他のソフトでも出来ますので、表示等を読み替えて、試してみてください。

(1)適当なサイズで新規ファイルを作成します。

(2)その上に「透明レイヤ」を作成し長方形の選択範囲を作ります。今回は「パイプ」のようなものを作るので細長くしておいてください。

(3)その選択範囲の中を黒く塗りつぶします。名前は「パイプ、ベース」とでもしておいてください。(以降、新しいレイヤを作成する時にはわかるように画面を参考に名前をつけておいてください。)

(4)さらに新しい透明レイヤを作成。

(5)ここに、パイプに見えるようにグラデーションをほどこします。下の図の手順で試してみてください。それっぽく見えるまで何度かおためしを。

 

(6)こんな感じになればOKです。

(7)さらに透明レイヤを作成。今回は赤で塗りつぶしました。

(8)このレイヤの合成モードを「色相と彩度」(ソフトによっては「カラー」等と名前が違います。)に変更。透明度も調整します。

(9)パイプの立体感が不満なので、今回は下記の方法で修正しました。

(10)今度は背景に落ちる影を作ります。下記の図の通り、レイヤを複製して下さい。

(11)このレイヤをスクロールで図のように移動させます。

(12)選択範囲を解除し、「ぼかし」の「ガウス」でぼかしましょう。

(13)重ねたり、影のボケ具合や位置、色(色による遠近感の感じ方)を工夫したりするとよりそれっぽくなります。色々遊んでみてください。