ちょびっと舞台裏

09/03現在、Shadeで製作中の、スクリーンキャプチャ画像です。形状作成の基本をお勉強中!

 

09/08:だいぶ形状が仕上がってきたので、部分的に仮のテクスチャ入れてレンダしてみました。感じは出てきたようですが、ここからが本当の「勝負どころ」になるので気合を入れなおしてがんばらないと・・・。

 

09/09:ヤスリ部分のテクスチャテスト中の画像。とりあえず全面に張って様子を見る。実際は両面と側面、それぞれのパターンが違い、なおかつ部分的に貼りこまなくてはならないので、さらに調整が必要・・・。

 

09/10:さらにテクスチャ設定を詰めていきます。金属材質のように反射が明確なものは、この時点から映りこみ画像を設定しておかないと、仕上がりがまったく異なってしまうので、すでに環境マップを使用しています。ライトはまだ無限遠光源一灯だけです。テクスチャ入れてみると気に入らず、形状そのものを見なおす部分も出てきます。

 

9/10、夜:仮テクスチャを入れてパーツ全てをレンダして様子を見る。思ったほど重くなっていないようで、一安心。これならまだまだ作りこめる。ただ、さらに形状に手を入れようか、テクスチャやライト、レタッチ等でディテールをあげたほうがいいのか、一番判断に悩むころだったりする。実際の製品はプレス鋼板パーツ等まっすぐでないラフな部分も多いが、これを形状で作るのか、マップで調整するのか等々・・・。

 

9/14、ワニ口?部分のテストレンダ画像・・・。ここで、大ポカに気付く・・・。赤矢印部分で別パーツに分割しているのだが、直線上に配置されておらず、明確なつなぎめが出てしまっている。黄矢印の部分にはしわも見える。写りこみが明確なので後からのごまかしが効きにくい・・・。ちょちょっと直せそうな感じがしないでもないが、この面は座標軸と角度があるため、後から簡単に直線上に配置しにくい。さらにここを直せば当然そこからさらに先端に向け細くなっていく部分も狂ってくるので話がややこしい・・・。

 

ということで、いたしかたなく再度形状を分解し修正、再構築することにしました。とりあえず白丸部分は平面上に配置したが、黄緑の矢印部分にはしわが多少残っている。黄色矢印部分はこの形状のように根元側とほぼ面が平行であるが、先端に向かってはもっとシャープで上の画像の方がカッコ良く見える。さらに赤丸部分は上の画像の方が実物のラインに近い。先端部分の角の丸めもやりなおし・・・、と細部の修正のためにあちこち直さなくてはならなくなるのが辛いところ・・・。(私の力が不足している上に、計画の甘さがもろに露呈してしまっている・・・(T_T)。)というわけで、Shadeとのエンドレスな知恵比べが日夜続くというわけです。しっかし満足のいく形に仕上がるんかいな・・・?

 

9/15、修正中の画像。大幅な改定を加えているので、しわだらけになってしまってますが、上の画像と比べると形としては意図するものに近づいてきている事がわかると思います。この画像部分がひとつのパーツなのですが、画像上下方向が対象形なので、当然作っているのは半分です。こうして時々反転コピー一体化して、形を把握しながら作成しないと後でしまったということになります。本当はさらに分割して作成した方が作りやすいのかもしれません。テクスチャの貼りこみや、他の部分も含めた「角の丸め」についても考えながら進めないと、どこかでつまずくので、考えることは色々あります。

 

10/2、気がつくと半月以上もこのページに画像をアップしていない・・・。で、その間何をしていたかというと、苦しんでおりました。問題の形状の再構成は思った以上に手間取り、まったく別物で作りなおしたり色々とやっておりました。結果として自由曲面のままでは皺を完全に消すことが出来ず、あちらをたてればこちらが立たずといった感じに・・・。試しにサブデビにしてみるとまあ、皺は完全に消えますが、各部を一体形状にしなおすときのポリゴン編集をしないととても使えません。その上、マッピングの制限もあるので、今回は自由曲面のままで妥協できる範囲ということでえ収めることにしました。下の画像のように、全体を見せる分には問題部分の皺はさほど目立たないところまできています。今後の問題は材質、ライト、環境マップの設定ですが、すでにこれも迷宮に紛れ込んだかのような状態になっています。(見ればわかりますよね。)考えてみれば平面部が多いため非常に平板でボリューム感に欠けるものになりがちで、さらに映り込みが変わると全く違うものに見えるため非常に調整に苦労しているというのが実態です。どうしても映り込みがうまく行かないので、下の画像でも環境マップ用の画像を別のものに差し替えています。当然材質設定もほぼ、一からやりなおしです・・・。その間にShadeそのものをR4からR5にバージョンアップしたこともあって、その機能を生かしたいと、あれこれ試してみているということもあります。

 

10/17、腕時計の画像を作成していて、しばらくほったらかしになっていた、こちらのデータをいじり出す。いったん一部の材質をゼロから作りなおすことにしました。これは、そのテスト中の画像の一部。だいぶそれらしくなったが、形状の不完全さがまた気になったりして・・・。先端部分の凹凸は実際には三角形をしているが、これは試しにR5から可能になった「プロージャルテクスチャでのバンプ」を試してみたところ。こうした細かい部分(ヤスリの凹凸等も)は実際のサイズで作ると、全体を見せるようにレンダしてみると、単なる「モアレ」にしか見えなかったりするので面倒です。アップ用と全体を見せるための用途かでテクスチャの設定を変えて作成しないといけないのかもしれないですね。

 

10/27、前回の画像と大して変わっていないようですが、グリップ接合部等は作りなおしています。まだ作り込み甘いですが・・・。その間「ブーリアン」でどうしてもうまくいかない個所があり、「沖乃ワタヤ」さんのBBSで御相談・・・。大変親切に教えていただき、無事問題解決いたしました。教えていただくまでは何日かかっても出来なかったことがあっさり解決!さすがにプロは違います。ワタヤさんありがとうございましたm(__)m。

 

11/18、マッピングや細部の調整に疲れてきたので、チョビット一休み・・・(^^ゞ。腕時計の方いじったり、しばらくぶりに顔作ってみてました・・・。顔は今まで何度作ってはつぶしたかわかりません・・・(T_T)。まあ、バケモノしかできなかったわけでして。今度は美女になるのでしょうかねェ。これが、その製作過程の画像・・・。もし、きちんとできたらいずれ公開いたしますです。(と、自分にプレッシャーかけとくことにします。)