ランキングに関する話題
【今のところ各週で更新する予定】
2001年8月2日作成
最終更新日 2001年9月30日

【8月2日】
『今週のオリコンランキング』
ランキングの中で気になる作品をピックアップ

【CDシングル】(集計期間 7月23日〜7月29日)

【1位】
『 ザ☆ピース! 』 モーニング娘(以下モー娘)/ ゼティマ

 そんなにいい曲という感じはしないが、モー娘の人気がこの位置まで引き上げたといえなくもない。

【2位】
『 FAINAL DISTANCE 』 宇多田ヒカル(以下ヒッキー)/東芝EMI

 忌まわしい事件で亡くなった子供達に捧げるためにアレンジをバラード調ににしたことが結果的に良かったんじゃないかと思う。切ない感じを強調することでアルバムに収録されていた時よりも感じが良くなったような印象を受ける。
 スタートダッシュではモー娘に遅れをとったが完成度ではこちらの方が高いので累計では抜くのではないかとにらんでいる。

【3位】
『 Smac 』 SMAP/ビクター

 これまでにヒットしたフレーズを随所にちりばめるといういかにも売れ線を意識したスマップの集大成ともいえる作品に仕上がっている。

【CDアルバム】(集計期間 7月23日〜7月29日)

【22位】
『 Distance 』 宇多田ヒカル/東芝EMI

 シングル効果で再び順位を大きく上げてきた。同時にこれまで一ヶ月ほど抜かれていた浜あゆのベスト盤も抜き返したことで年間アルバムセールスのトップもほぼ手中に収めたといっても過言ではない。

【ゲーム】(集計期間 7月16日〜7月22日)

【1位】
『 ファイナルファンタジー] 』  スクウェア/プレイステーション2

 PS2ソフトとしては最高の滑り出し(約175万枚)となった。情報の早いファミ通ドットコムでは2週目に突入でさらに数字を伸ばし大台目前までせまっていた。このままいけば初回出荷分(214万枚)は楽に完売しそうだ。となると興味の矛先は過去最高の売上を記録した「FF[」(約360万枚)を抜けるのか、それともPS以降では最低の成績に終わった前作「FF\」(約270万枚)よりも下回るのかという点に絞られる。それによっては続編の売上自体にも影響を与えることは必死なので、累計でどこまで伸びるのかますます目が離せなくなってきた。

【2位】
『 マリオカートアドバンス 』 任天堂/ゲームボーイアドバンス

 ハードの勢いを考えるとあまり芳しい動きではないように思われる。ファミ通ドットコムの在庫指数もかなりだぶついている。やはり過去の作品のリメイクということが悪い方に影響しているようだ。


【参考資料】
『雑誌』
誌名 〜月〜日号出版社 発売年月日
ウィークリー
オリコン 8月13日号
オリコン 2001年8月2日


【8月9日】
『今週のオリコンランキング』
ランキングの中で気になる作品をピックアップ

 このところ話題となる作品、それも大ヒットするものが立て続けに登場していることもあってオリコンを毎号買わざるをえない状況になっている。

【CDシングル】(集計期間 7月30日〜8月5日)

【1位】
『 時代 』 嵐/ポニーキャニオン

 確かにかっこよさげな曲なんだけど、デビュー時の勢いに比べると大分落ちついてきてきたようだ。

【10位】
『 try this shoot 』 globe/ エーベックス

 密かに流行っているトランスを巧みに取り入れることで新境地を開いてはいると思う。意欲的な姿勢で頑張ってはいるんだけど思ったほどの売上は達成出来なかった。

【CDアルバム】(集計期間 7月30日〜8月5日)

 ここのところ様々なジャンルのサウンドトラックがランキングをにぎわせている。元となる作品が爆発的にヒットしていたりモー娘やヒッキーが参加することで売上増に大きく貢献している。

【4位】
『 ファイナルファンタジー]  オリジナル・サウンドトラック 』
植松伸夫/デジキューブ

 主題歌以外これといって印象に残る曲はほとんどなかったんだけど、ゲームの出来が悪くなかったからか思った以上に売れている。

【5位】
『 スーパーユーロビート VOL.120 〜NEW CENTURY ANNIVERSARY
NON−STOP MEGAMIX〜 』  コンピレーションアルバム/エーベックス

 毎年恒例となったユーロビートのお買い得盤。さすがに前作、前作に比べると勢いは衰えている。とはいえクラブ系ミュージックはロングヒットする傾向があるのでしばらくはランキングの上位に居座ると思う。

【6位】
『 モーニング娘。のミュージカル LOVEセンチュリー
−夢はみなけりゃ始まらない− 』  オリジナルキャスト盤/ゼティマ

 内容はともかく、ここでもモー娘の人気というものをいかんなく発揮している。

【18位】
『 「千と千尋の神隠し」オリジナルサウンドトラック 』
久石譲/徳間ジャパンコミュニケーションズ

 爆発的にヒットしていることもあってこのアルバムも好調な動きを見せている。

【33位】
『 DEF JEM’S ラッシュアワー2 サウンドトラック 』
VARIOUS ARTISTS/ ユニバーサル ミュージック

 ヒッキーが参加していることもあって公開前だというのに 好調な推移を見せている。

【ゲーム】(集計期間 7月23日〜7月29日)

【1位】
『 みんなのGOLF3 』 SCE/ プレイステーション2

 見境もなくCMを大量投下したおかげで順調な滑り出しを見せた。この手のスポーツものはロングヒットする傾向が強いのでまだまだ伸びるはずだ。


【参考資料】
『雑誌』
誌名 〜月〜日号出版社 発売年月日
ウィークリー
オリコン 8月20・27日号
オリコン 2001年8月9日


【8月30日】
『今週のオリコンランキング』
ランキングの中で気になる作品をピックアップ

【CDシングル】(集計期間 8月20日〜8月26日)

【1位】
『 優しい歌 』 Mr.Children(以下ミスチル)/トイズファクトリー

 そうか、ミスチルも連続初登場1位を続けていたんだ。流石にB’zには及ばないものの、16作も連続で1位になるのはなかなか出来るものではない。

【5位】
『 Juliet 』  THE ALFEE(以下アルフィー)/東芝EMI

 34作連続ベスト10入りしたことで連続記録歴代1位という快挙を達成した。自分は「星空のディスタンス」の頃から知っているけど、まさかここまで人気が持続するとは思いもしなかった。

【6位】
『 ジュリア 』 河村隆一/ビクターエンターテイメント
 CMで流れていた怪しい手つきで左右に振る振りつけが印象的だった。

【9位】
『 GOLD 』 B’z/ルームスレコーズ
 先々週のことではあるけど、連続初登場1位の記録を「28」にした。いつまで記録を伸ばし続けかという興味もあるが、このままいくと今週5位のアルフィーが達成したばかりの連続ベスト10記録すら、いつの日か抜いてしまうかもしれない。

【CDアルバム】(集計期間 8月20日〜8月26日)

【1位】
『 Bon Appetit! 』  竹内まりや/ワーナーミュージックジャパン

 46歳5ヶ月での1位は歴代最年長記録。流行り廃りのサイクルが速い昨今、この年齢で1位を奪取したこともさることながら、50万枚以上のセールスは自身のオリジナルアルバム売上新記録というのだから凄いとしかいいようがない。

【ゲーム】(集計期間 8月13日〜8月19日)

【1位】
『 みんなのGOLF3 』 SCE/プレイステーション2

 50万枚売れれば御の字だと思っていたけど、どうやらそれ以上の売上も夢ではなくなりそうだ。このままいけば後に続く大作ソフトも大ヒットが大いに期待できる。

【8位】
『 コミックパーティー(限定版) 』 アクアプラス /ドリームキャスト
 知名度が高かったせいか予想以上の売上を記録した。しかし、致命的なバグの存在が会社にとって致命傷にならないことを祈るばかりだ。

【10位】
『 ダービースタリオン64 』
メディアファクトリー/NINTENDO64 (以下N64)
 シリーズの人気からするとこの売上は不本意だろうが、N64最後のソフトとして考えれば堂々たる成績を残したと思う。

【15位】
『 実況パワフルプロ野球2001 』 コナミ/プレイステーション
 何が原因で売れているのかは不明だが、とにもかくにも地道に売上を重ねていき、ついには20万枚という大台をクリアしてしまった。


【参考資料】
『雑誌』
誌名 〜月〜日号出版社 発売年月日
ウィークリー
オリコン 9月10日号
オリコン 2001年8月30日


【9月13日】
『今週のオリコンランキング』
ランキングの中で気になる作品をピックアップ

【CDシングル】(集計期間 9月3日〜9月9日)

【1位】
『 Sprit dreams inside −another dream− 』
ラルク アン シエル/キューンレコード (ソニーミュージック)

 一応1位なんだけど、かつての勢いが感じられない。タイアップが映画「FF」というのも売上向上を阻んでいるような気がしてならない。

【3位】
『 LOVE涙色 』 松浦亜弥/ゼティマ

 モーニング娘。とそれに派生するグループを除けば唯一売れいているアイドル歌手ではないだろうか。驚くほどの歌唱力ではないが、けれんみのない歌声はアイドル歌手のイメージにピッタリだと思う。

【21位】
『 Over Soul 』 林原めぐみ/キングレコード

 力強いボーカルが印象的なこの曲は先週初登場7位と相変わらず安定した人気と実力を維持している。

【ゲーム】(集計期間 8月27日〜9月2日)

【1位】
『 実況パワフルプロ野球8 』 コナミ/ プレイステーション2

 売れてるんだよね?1位だし、10万枚の大台はクリアしてるし。それにきっとこれからも地道に累計は伸ばすのだろう。でも何か釈然としないのは気のせいだろうか。

【2位】
『 Devil May Cry 』 カプコン/ プレイステーション2

 あれだけド派手な映像を見せつけた割にこの程度(約40万枚)と見るべきなのか、それとも新規タイトルにしては健闘したと見るべきなのか、難しいところだ。

【4位】
『 パラッパラッパー2 』 SCE/ プレイステーション2

 値段を下げてアニメも放送してCMも大量投下してと、売上を伸ばすために打てる手は全部したはずなのに、このままでは大誤算の一つになりそうだ。

【17位】
『 玉繭物語2 〜滅びの蟲〜 』 元気/ プレイステーション2

 期待のRPGの続編だったんだけど、まさかここまで伸び悩むとはメーカーも思ってなかっただろう。まさかとは思うけど、こんなことでメーカーが滅んでしまうようなことは、ないよね。


【参考資料】
『雑誌』
誌名 〜月〜日号出版社 発売年月日
ウィークリー
オリコン 9月24日号
オリコン 2001年9月13日


【9月27日】
『今週のオリコンランキング』
ランキングの中で気になる作品をピックアップ

【CDシングル】(集計期間 9月17日〜9月23日)

【1位】
『 ひとひらの自由 』(初回限定生産) GLAY/ アンリミテッド レコーズ

 限定生産はいいとして、曲自体はまあまあのレベルなのかな。それで30万枚近くの売上が出れば御の字というところか。

【2位】
『 溢れちゃう...BE IN LOVE 』 後藤真希(以下ゴマキ)/ゼティマ

 前作とほぼ同じ路線で勝負してきたという感じがする。内容の方はというと、相変わらずメロディーや歌唱力は安定しているのでゴマキファンのみならずアイドル歌手好きなら納得の一枚になるのではないだろうか。

【7位】
『 いつも何度でも/いのちの名前 』 木村弓
徳間ジャパンコミュニケーションズ

 サントラ同様、こちらも大ヒットした映画『千と千尋の神隠し』の恩恵を受けてじわじわとチャートを上昇させてきた。

【17位】
『 I WILL GET YOUR KISS 』  中川晃教
徳間ジャパンコミュニケーションズ

 CMかなんかで流れるサビの部分が結構耳に残る隠れた名曲といったところか。そう思う人が増えたからかここ数週ランクアップし続け、ついにはベスト20の中にまで食い込んできた。

【ゲーム】(集計期間 9月10日〜9月16日)

【1位】
『 エースコンバット04 シャッタードスカイ 』  ナムコ/プレイステーション2

 同時多発テロの影響で思うようにCM広告が出来なかったものの、蓋を開けてみれば出足は好調な滑り出しという結果になった。

【2位】
『 ルイージマンション 』 任天堂/ゲームキューブ

 新ハードと同発のタイトルとしては地味だけど、店頭でプレイした限りは昔ながらのスタイルを匂わせる正統派アクションといった内容でそれほど悪い感じはしなかった。しかし、ハードの購買意欲をかき立てるほどだったとは正直思えなかった。残りの2本(『ウェーブレース ブルーストーム』『スーパーモンキーボール』)も同様で、印象の薄さばかりが目立ってしまっている。
 まあ、このハードに関しては来月以降に『ピクミン』や『スマブラDX』という前人気の高いソフトが控えているので、それらが発売されれば今以上にハードは売れるとは思うんだけど、どうなんだろうね。

【3位】
『 CAPCOM VS SNK MILLIONAIRE FIGHTING 2001 』
カプコン/プレイステーション2

【4位】
『 CAPCOM VS SNK MILLIONAIRE FIGHTING 2001 』
カプコン/ドリームキャスト

【16位】
『 CAPCOM VS SNK MILLIONAIRE FIGHTING 2001
(モデムパック) 』  カプコン/プレイステーション2

 システム的に新しいことはしてないが、カプコンとSNKのオールスターが激突するというシチュエーションは昔からのファンにとっては非常に魅力的だと思う。


【参考資料】
『雑誌』
誌名 〜月〜日号出版社 発売年月日
ウィークリー
オリコン 10月8日号
オリコン 2001年9月27日