魔界天使ジブリール
EPISODE2
2005年4月24日作成
最終更新日 2005年5月22日

『はじめに』

 特にこれといった修正ファイルを入れるようなことはしていない。

『前作に比べると微妙』

 前作で不満だった「ヒロイン凌辱の割合」を、ある程度水増ししたことが最大の変更点であろう。シナリオにしても、ヒロイン凌辱(に限らないが)といったエロティカルな部分が強化され、それ以外の説明は冒頭を除けば割とスリム化されたと思う。不意に登場する妹や最後のオチといった、おざなりさ加減は更に肥大化している。前作で不評だった点を改善しようという企業努力は伺える。もちろん、それ自体は評価すべきではあるが、それなら満足のいく出来だったのかというと、なんとも微妙な感じだったと言わざるを得ない。

「微妙な原因」

 その最たる原因は「ピンチに陥ったヒロインを凌辱するシチュエーションで生じる違和感」である。見た目からして、配色が和姦エッチとほとんど変わらないというのは、如何なものであろう。これでは、せっかくヒロインが辱めに遭ってても、暗く淀んだ雰囲気とはかけ離れた明るい色調によって、雰囲気がぶち壊されてしまう。
 肝心のエロテキストもなんだか物足りない。なんていうか、変身ヒロインのコスプレで、無理矢理犯されているだけで、それ以上でも以下でもなかった。ヒロピンものならば、囚われたヒロインは必要以上に抵抗してもらわないとなるまい。それなのに、あまり嫌がらずに、凌辱をすんなりと受け入れてしまうので、「敵に捕まったヒロインが必死になって窮地を脱しようともがく」ことで得られる興奮も薄くなっている。
 凌辱の割合こそ増えたものの、和姦も半分くらいあったことも不満が残る。どうせなら、前作までの世界観だけを継承して、ヒロインを徹底的に犯しまくる方が良かった。最初からダークな雰囲気を醸し出し、ヒロピンの演出だけをクローズアップする為のシナリオを用意することが、この手の作品では必要不可欠であろう。

『最後に・・・』

 確かに絵柄はエロ可愛いし、明るいタッチの彩色は好感すら持てる。しかし、実際はそうしたイメージとは正反対のヒロピン凌辱ものである。それを考えると、この企画は始めから無理があったのかもしれない。見た目とは相反するイメージで、作品を仕上げることが如何に困難かを、計らずも「ジブリール」シリーズが証明してしまったというのは、皮肉としか言いようがない。



【今回プレイしたゲーム】
タイトル
【メーカー】
対応機種発売年度
魔界天使ジブリール EPISODE2
【フロントウィング】
win98/Me
2000/XP
2005年


【参考資料】
タイトル
【メーカー】
対応機種発売年度
魔界天使ジブリール
【フロントウィング】
win98/Me
2000/XP
2004年