『どうしてヒットしたのか』
『BGMについて』
落ち着いた雰囲気や緊張感のある曲が多いけど、一番のお気に入りはオープニングや次回の予告で流れるメインテーマ。聞いててワクワクするんだけど、どことなく聞き覚えのあるようなサウンドでもある。そう思っていたら作曲はかつて『機動戦艦ナデシコ(劇場版含む)』を手掛けていた『服部隆之』だった。だからどうという訳ではないけど、無性に嬉しかった。『最終回まで見た』
派手な演出や意外な展開がなかったからか最終回の視聴率は思ったほど伸びなかった(36、8%)。けれど、個人的には満足している。あくまで久利生がどんな奴なのか、ということを前面に押し出していたのが良かった。途中までは恋愛の要素が強まるのでは、という懸念もあったが、ばっさり切り捨てたことにも好感が持てる。結果的には地方へ飛ばされたけど、どこへ行ってもマイペースに自分の信念を貫く久利生は男の目から見ても格好いいと思う。タイトル | 放送局 | 放送年度 |
HERO | フジテレビ | 2001年1〜3月 |
タイトル | 発売元 | 発売年度 |
HERO オリジナル サウンドトラック | 東芝EMI | 2001年 |
タイトル | 媒体 | 発売元 | 発売年度 |
機動戦艦ナデシコ VOL.1〜7 |
DVD ビデオ | キング レコード |
不明 |
劇場版 機動戦艦ナデシコ −The prince of darkness− |
DVD ビデオ | キング レコード |
不明 |
『感想』
タイトル | 放送局 | 放送年度 |
GTO | フジテレビ | 不明 |
『第一印象』
『ちょっといい話』
何回目かは忘れたけれど完一が長女神崎すず(広末涼子)の婚約を破棄してしまうシーンがあった。理由は相手の男性である国田博(及川光博)が実はゲイであることをすずが知らないと思っていたからだ。その後両親に婚約破棄と自身の秘密をカミングアウトしたことで博は勘当され、会社は事実上クビになる。このことを知ってからの完一の行動は見ていてじいんとなった。なんと完一は博の会社に殴り込んでクビを取り消させようとしたのだ。完一はそこで「ゲイという理由だけでどうして辞めさせなければならないんだ。彼(博)は心のやさしい青年だ。こんなにも素晴らしい青年の未来を奪う権利がお前らにあるのか。だとしたらなんて度量の小さい会社だ」みたいなことを口走る。結局警備員に保護されてしまうが、博はこの事ですごく感謝していた。他人のはずなのに自分に対してここまで気遣う完一の姿勢にちょっと感動させられた。『駄目かもしれない』
さて、物語が後半になるにつれて盛り下がるのが気になった。前半は田村演じる頑固オヤジの存在感は見ていて面白かった。しかし、物語が進むにつれてだんだんオヤジの行動に疑問を持つようになった。最初の頃は真面目で曲がったことは絶対に許さない性格だったのに、不倫まがいなことが表に出るにしたがって間抜けな部分が増えてきた。気がつくとまるで別人格ではないかと疑うほど完一の性格は情けなくなっていた。『一応最終回は見たけど』
なんだか無理矢理幸せにしようとしているのが見え見えで全然面白くなかった。それにいろいろと納得いかないこともあった。その中で気になったのは長女すずの借金である。額が額(100万円)だけに大変な問題のはずだ。サラ金の人もあれほどまでしつこくすずを追い掛け回していたのに結局うやむやになってしまった。なんだかなあ。このことも含めすべての問題を都合よく整理すると微笑ましい家族風景で締めくくるしょうもない結末だった。だけどもういいよ。視聴率的にはよかったみたいだし、今時のドラマに期待する方が間違っているのかもしれない。それよりも前半まで見せていた完一の頑固な姿が見られただけでもよかったと思う。タイトル | 放送局 | 放送年度 |
オヤジぃ。 | TBS | 2000年 |