訓練に大切な事





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 抑える

他所の犬に向かって吠えつく愛犬のリ−ドを一生懸命にぎり、「ダメ、ダメ」と言いつつも、結局吠えさせている愛犬家をよく見かけます。

ダメなものはダメ、犬の要求を飼い主が絶対に抑えることが出来る事!!

これは社会の中で犬を飼う以上、必要なことです。



 伝える

スワレ、フセ、マテ、一応のことはできても、これが人に答えるものでなければ意味がありません。
「スワレ」で座る犬は、飼い主からのメッセージを受け取ったことを示しています。「ヨシヨシ」それをほめることによって飼い主は犬に答えを返します。

つまり・・・

トレーニングの目的はスワレ、フセ、マテをさせることではなく、人に答える心を作ること!!

なのです。 表面の形にこだわると、答える心はなかなかでてきません。
「飛びつかないでほしい」「吠えないでほしい」「散歩の時紐を引っ張らないでほしい」「咬まないでほしい」・・・。
これらの中には、犬にそれを伝える事で解決出来る問題が多くあります。



 性能を使う

これをすれば褒美がもらえる、という理解の速さを、訓練士は犬の訓練性能と言っています。
性能を使うとは、ご褒美を目当てにさせて犬を動かすことを言います。
「やればほめる」「やらせておいてほめる」のが通常の訓練ですが、性能を使うと「ほめられたいからする」という態度に犬はなってきます。
犬の能動性や作業に対する意欲が変わってきます。
同時にこれは、犬から答えを引き出す非常に強い力となります。

   


下の分は 訓練士の見習いの頃に 師匠から 教わったことです。
初心を忘れず 頑張りたいですね (^^)v

わが訓練のモット−  ( 一 瀬 欽 哉 )


1. 訓練には、生きた感情をもて!

 ・訓練士が、その犬にしみじみとした愛情を覚えたときが訓練のはじまりである。
  いかほどすぐれた訓練士でも、その犬の訓練を担当してから、その犬にほんとうの愛情を
  覚えるのは、最小限2ヶ月はかかるものである。
  これは犬の側から云っても同じことである。

 ・喜びを与えるときには、人が心からの喜びをもて!
  うわべだけの愛撫や喜ばせでは、犬は心からの喜びを覚えないし、それでは困難な訓練
  や作業にうち勝つ意欲をもつことはできない。

 ・賞讃愛撫によって、犬は己の行動の正しさを知る。またこれは動作のしめくくりともなる。
  犬は人間的知識によって、訓練の行動をとるものではない。本能を基礎としてそれに
  人犬の愛情が加わり、さらに人の合理的指導があって、はじめてその行動が定まるので
  ある。

2. 訓練は、成功の積み重ねである。

 ・誘導によって形や動作をとらせ、これを積み重ねて固定するのが原則である。
  すなわちいかに毎回を成功させるかが訓練を決定づけることになる。

 ・命令は必ず実行させよ。途中でとめるなかれ。もし失敗した場合には、直に誘導するか
  或はその程度を下げるかして成功させよ。

 ・ただし仕上げどきには、わざと失敗をさせてこれをのりこえさせ、より強い完通への意識
  づけも行う。
  失敗の積み重ねによって訓練せられた犬は、作業意欲を失う。
  たとえば、据座を教える場合にその犬が毎回立ってついてくるので、その度に抑制して
  元の場所に据座させ、これの積み重ねによるという方法は、無気力な服従をこしらえる。
  いかに立たせないかと工夫することがよい訓練である。

3. 訓練は、ザドベック走法で!

 ・訓練は、ダラダラとつづけることなく、短時間、少ない回数で最も効果的に行い
  次第にこれを継ぎ合わせるのが意欲的な持久制に富んだ犬をこしらえる秘訣である。
  ザドベックは短距離をフルに走り、次第にこれを継ぎ合わせ、ついには目的の長距離を
  始めから最後まで同じスピードで走るようにトレーニングした。

4. 訓練は、足で教えよ!

 ・小手先、口先で行うな!
  体全体を惜しまず使って、犬に先行せよ。初期は犬の三倍動け!

5. 紐は手の延長である。

 ・すべての訓練は手(紐)によってはじめて教えることができる。

 ・紐さばきの巧みさが訓練を決定する。

 ・初期からの紐なし訓練は、厳密確実な結果は望めない。



・訓練は 動中の静             
 ・訓練は 脚側停座に始まり 脚側停座に終わる



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