8 植生袋施工地 
(1) 6月24日

6月4日訪れたときには、植生土のう工の施工に汗を流していたが、
一段落したようで今日は、チェンソーの音も作業に従事する人の
姿もない静かな山の風景。この20日間、降雨のあった日は6日ほどで
台風4号、6号と接近したにもかかわらず、降雨量は僅かであった。
土のうからの発芽はまだ目立つほどの成長は認められない。

中腹から上部の急傾斜に等高線に沿って列状に設置された土のう、草木の種子の発芽は目立たない。
袋のつなぎ目部分に芽を出した植物も見られるがまだ僅かで種子によるものではないらしい。
植生土のうの種子は、クリーピングレッドフェスク、トールフェスク、バミューダグラス、レッドトップ、ススキ、メドハギ、、ヨモギ、ヤマハギ、それに肥料分や土壌改良剤等を混ぜたものであるという。
現場への歩道、急な斜面に取り付く手前、道脇にヤナギランの花が目に付いた。菅平や、戸隠高原では群生で目にしたが、ここでは数株が、数箇所で控えめに咲いていた。一ヶ月以上も早い時期に。
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