解説:アイロンの温度はどうするの?
通常ワックスには溶かすときに温度が設定されています。温度設定ができるアイロンを使っている人は設定が簡単にできます。
しかしながら温度設定ができなかったり、温度の表示が抽象的でわかりづらい場合にはワックスの溶けたときの状態を見ます。
ワックスをアイロンに当てたときに煙が出るようでしたら温度が高すぎます。ワックスが溶けてもゆっくりと落ちるようなら温度が低いことがわかります。ワックスが連続的に流れ落ちるぐらいが適正な温度です。また温度設定ができる場合、ペーパー使うときにはワックスの設定温度よりも10〜15℃程度温度をあげてやるとスムーズに塗りこみやすくなります。ワックスの質によって融点がことなるのでその融点を見極めるのがポイントです。
フッ素入り滑走ワックスの場合フッ素が気化しやすいのでワックスの設定温度でも煙が出ます。その煙は有害なので吸わないようにマスクや換気も忘れずに行いましょう。
温度が高いとこんな風に煙が出ます。フッ素入りは適正な温度でも出ます。