仲直り
キャリアと所轄の一刑事との恋愛って大変だとつくづく思う。
特に、相手が直属とまではいかないまでも上司となればなおさらである。
恩田すみれは、大きなため息を吐いた。
「すみれさん」
「あぁ?」
名前を呼ばれ、ヤクザ顔負けの不機嫌さで返事をして振り向く。
「ど・・・どうかしたんですか?」
真下は引きつった顔ですみれに尋ねた。が、ひと睨みで瞬殺される。
「真下さん、真下さん」
固まっている真下を、雪乃が小声で呼びながら手招きする。
真下が雪乃を見ると、周りには刑事課の面々が集まっていた。
「ど・・・どうしたの?すみれさん・・・」
「今、すみれさんに近づかないほうがいいですよ」
小声の雪乃の声にトーンを合わせて、真下が尋ねる。
「何があったの?」
その問いに答えようとした時、新たな声がすみれのもとでした。
「すみれさん」
青島の声に、すみれは嫌そうな顔を向ける。
「・・・すみれさん、せっかくの美人が台無しだよ」
引きつった笑みを浮かべながらも、機嫌をとるのを忘れないあたり、さすがは元優秀なサラリーマンである。
「室井・・・」
その名前を出したとたん、凶悪犯も逃げ出すのではないかという視線で見られ、青島が固まる。
そんな青島を一瞥すると、すみれは力強くデスクを叩いた。
「係長!!」
呼ばれた中西は、脅えた表情ですみれを見る。
周りの雰囲気に気づかず、取り残されてしまったのだ。
「休憩に行きます!!」
有無を言わせぬ口調と態度に、中西は首振り人形のように上下に何度も首を動かす。
今のすみれに、逆らえる人間など湾岸署にはいるはずもなかった。
「青島さん・・・地雷踏みましたね」
雪乃が新たな被害者である青島に、心底同情しきった声で言うとため息を吐いた。
「どうしたの?」
「今のすみれさんに、室井さんの名前は禁句なんです」
「・・・喧嘩?」
珍しいねといった様子で、青島が雪乃に尋ねた。
室井と付き合いだしてからというもの、すみれの雰囲気が柔らかくなったと専らの噂である。何せ、署長が率先して喜んでいたくらいだ。(こちらは、別の意味で喜んでいた可能性が高いが・・・)
別に、すみれが凶暴だというわけではない。
まぁ、多少はあるが・・・
例の事件以来、どこか周りに対して身構えていた雰囲気が無くなったのだ。
すみれを愛してやまないここの署員は、密かに室井に感謝したものだ。
「ただの喧嘩の方がよかったですよ。傍に居て、心臓が止まりそうでしたもの・・・」
そう言って、雪乃は疲れきった顔で呟いた。
「何時ものじゃないの?」
真下が不思議そうに聞く。
お互い忙しい身である。特に多忙を絵に描いたような室井が相手では、デートすら満足にはできない。よく愚痴をごぼしたり荒れているすみれを何度も見たことはあった。だが、ここまで酷いのは初めてである。
「何があったの?」
青島が雪乃に聞く。
「あ!室井さんが浮気したとか!」
ビンゴ!というように嬉しそうな顔で言う真下を、雪乃が睨んで黙らせ青島が冷ややかな視線を送る。
「君、何でいるの?」
明らかな嫌味に、真下がいじける。
「今、特捜立ってるじゃないですか、ここで。僕、その手伝いに来てるんですけど・・・」
真下の呟きを、青島は無視する。
「あ、何か嫌な予感がしてきた・・・今立ってる特捜って・・・確か・・・」
「例の、夫に暴行を受けた妻が逆上して殺しちゃったやつです」
青島の言葉に、真下が補足する。
「あれ?でも、あの事件何で特捜立ったんだけ?」
青島の言葉に、雪乃がさらりと答える。
「先に夫が妻の愛人を殺したからです」
「・・・」
男二人の視線を受けた雪乃は、怪訝な表情をする。
「で、それがどうしてすみれさんと関係があるの?」
青島の言葉に、雪乃は会議室での出来事を二人に語りだした。
「誰もそんな事言ってないでしょ!!」
バン!という派手な音と共に、すみれの声が会議室に響き渡る。
中にいた捜査員は何事かという様に声のした方を見るが、すみれの姿を見るとすぐに自分たちの仕事を再開した。湾岸署に慣れている捜査員にとって、恩田すみれの怒鳴り声は何時もの事である。戸惑っているのは、新しく入った新人か湾岸署に不慣れな捜査員だけだ。
「捜査に私情を挟むなと言っているんだ」
室井は眉間に皺を寄せ、辛抱強くすみれに言った。
「別に私情を挟んでいるわけじゃない!私はただ奥さんの事情もちゃんと聞いて考慮すべきだと言ってるの!!」
すみれの剣幕に室井はため息をついた。捜査が進むにつれ、夫が妻に日常的に暴力を振るっていた事が分かったのだ。予想通り、すみれがかなり過剰に反応してきた。
どちらかというと、夫に同情的な偏りを見せていた捜査員もいるくらいだし、妻を蔑む噂もちらほら聞こえてきた。もちろん、そういった噂をしていた捜査員には厳重に注意をしているが、全てを見ているわけではない。
その一つが、運悪くすみれの耳に聞こえてしまったのだ。
室井はどうしたものかと、視線を周りに向ける。
ハラハラしてすみれを気遣っている雪乃以外、誰も室井と視線を合わせようとはしなかった。一倉に至っては、面白がっている節がある。
何時もこういう状況になると、宥めに入る青島が不在なのが室井には痛かった。
こうなったすみれは手がつけられない。
ただ、ひたすら嵐に耐えるしかないのだ。
それはすみれを良く知っている人間ならば常識である。
「これだから女は・・・同類相憐れむで捜査されちゃ困るんだよ」
どこからか聞こえてきた声に、周りの視線が集中する。
室井もギョッとしてその捜査員の顔を見た。
一課の人間で無いことに、内心ホッとする。
近隣の署から駆けつけてきた若い捜査員は、おそらく初めての特捜への期待と現実とのギャップに戸惑っていたのだろう。
一緒に来ていた捜査員が必死に謝れと諭していた。
そんな先輩の態度に、益々不満を募らせた若い捜査員は不満顔で先輩刑事に言う。
「こんなこと言ってるから・・・だから所轄はって言われるんですよ!自分が同じ経験してるからって、同情されたらいい迷惑だ!!」
その言葉に、すみれはおろか湾岸署員が色めきたった。
お気に入りのすみれを侮辱されたことで、腹をたてたのだ。
あの袴田ですら、顔を真っ赤にして怒りをあらわにしている。
「すいません。こいつここ最近刑事になったばかりのヒヨッ子なもんで・・・大目に見てやってください」
その雰囲気に、蒼白になった先輩刑事が必死に湾岸署員や他の捜査員に頭を下げた。
が、それで怒りが収まる恩田すみれではない。
今にも殴りかからん勢いのすみれを、室井が制する。
「恩田刑事!」
室井にしては珍しく張り上げた声に、周りが驚いて視線を向けた。
タイミングを殺がれたすみれは、その勢いをそのまま室井にぶつける。
「何よ!!」
「ご苦労だった。君の意見は参考にさせてもらう。本来の職務に戻ってくれ」
室井は努めて冷静にすみれに告げる。
出来る事なら、真っ先にあの馬鹿な若い捜査員を怒鳴り散らしてやりたい。だが、立場上出来ない室井にしてやれることは、この場から速やかにすみれを遠ざけてやる事だけだ。
「室井さん・・・!」
悲痛な声で自分を呼ぶすみれに、室井は視線を合わせる事が出来なかった。
「どうかしたのかい?」
室井にとっては、神に等しい救いの声が聞こえ内心ほっとする。
場に似つかわしくないのほほんとした口調で、湾岸署最年長の和久が本部に入ってきた。
「和久さん・・・」
雪乃が安堵の表情を浮かべ、ため息を吐いた。
そういえば・・・すみれが荒れだした時に、袴田課長が誰かに青島か和久を呼んで来いと指示していた事を思い出した。
すみれの傷付いた表情と室井の眉間の皺を交互に見る。
「なぁ、すみれさんよ。管理官だって、考慮すると言ってくれているんだ。だったら、信じてやらなきゃ」
「・・・」
無言で和久を見るすみれに、和久は穏やかに語りかける。
「何もしないうちから、否定しちゃいけねぇよ。それじゃぁ、管理官や捜査員連中が可哀想だ。皆、思いは同じなんだから。少し様子を見ようや。それでも駄目ならまた抗議しにくればいい。そんときゃ、俺も青島も加勢してやる」
「そうですよ、すみれさん。あたしも加勢します」
「雪乃さん・・・」
和久が素早く雪乃に目配せする。
雪乃もその意味を理解すると、すみれを促して会議室を後にした。
女性陣に続いて会議室を出て行く和久と、室井は一瞬目が合った。
笑ってお世辞にも上手いとは言えないウィンクをする和久に、室井は感謝の意味を込めて目礼する。
「そんなことが・・・」
雪乃の話を聞いた青島はなんとも言えない表情で、主不在のすみれのデスクを見る。
「ああいう噂って、そんなに広まるもんなんですか?あれじゃぁ、一方的にすみれさんが悪いみたいじゃないですか!すみれさん、被害者なのに・・・」
雪乃の沈んだ声に、真下も同意した。
「しかし、その捜査員もひどい事言いますよね〜」
改めて青島は怒りをあらわにする。
その捜査員がよほどデリカシーがないのか、そういう事を言うような噂として他の署に流れているかのどちらかである。
「その捜査員どこにいる!!」
「先輩、心配しなくてもその後室井さんが外しました」
真下の室井に対して尊敬のこもった口調に、青島が情けない表情で訴える。
「俺のこの怒りはどこに持っていけばいいわけ!」
「捨てちゃってください」
雪乃に言い放たれて、青島は少しだけぐれる。
そこに、血相を変えた交通課課長が飛び込んできた。
「署長は!」
『さぁ・・・』
三人は顔を見合わせると、声を揃えて言った。
「副署長は!」
『署長と一緒じゃないんですか?』
「袴田課長は!」
『いませんけど・・・』
「どこいっちゃったの!みんなして!!」
『どうかしたんですか?』
「さっきの恩田君の一件を聞いたうちの女性署員が、室井管理官に講義するんだって出て行っちゃったんだよ!!」
その言葉に顔を見合わせると、慌てて三人は駆け出した。
やや遅れて、交通課課長も後を追う。
「ちょ・・・!君達!!何やってんの!!」
青島達が本部に来た時には既に遅く、女性職員が室井と一倉を取り囲んでいた。
裏付けや色々な雑用等で、残っていた捜査員が少なかった事が、彼女達の行動に拍車をかけたらしい。
あのフェミニスト一倉すら腰が引いているのだから、そうとうなものだったのだろう。
青島がチラッと室井を見る。さすがにこちらは慣れているらしく、微塵も動揺が感じられない。
(ただ単に、思考回路停止しているだけじゃ・・・)
青島はふと思うが、とりあえず目の前の出来事をどうにかしなければならない。
「君達!!」
そこへようやく騒ぎを聞きつけた署長以下3名が会議室に入ってきた。
その声に、室井がわれに返る。
状況もわからずひたすら謝りまくる3人に、青島達や室井達はおろか女性署員も呆れた顔をしていた。
「署長達がいると、話がややこしくなりますから」
真下が小学生を引率する先生のように、手を叩いて署長たちを追い出した。
「青島さん、後は頼みますね」
雪乃も真下を手伝って、一緒に部屋を後にする。
残された青島は、女性署員の視線を一身に浴び弱り果てていた。
「頼みますって・・・」
ボソッと呟く青島に、期待に満ちた視線が集まる。
「青島さん、すみれさんを侮辱されて黙ってるんですか!」
「青島、何とかしろ!」
女性署員と一倉に挟まれて、青島は泣きそうな表情を浮かべた。
「ささ、皆さん。この不詳青島が、責任を持って今回の件を収めますので、ここは一つお任せ願えませんか?」
青島の言葉に、女性職員ひそひそと相談しはじめる。
そんな様子を見ながら、青島は一歩後退して一倉に近づいた。
「青島さんに免じて、帰りますけど・・・ すみれさんをこれ以上泣かせるようなら、いくら青島さんでも許しませんからね!!」
「・・・泣いてたの?すみれさん」
「女子トイレで涙流してたの、あたし見ました!!」
「だ、そうだ。室井」
一倉が小声で室井に呟く。
「青島さん、お願いしますね!!」
凄い剣幕で念押しして出て行く女性署員を引きつった愛想笑いで見送りながら、青島は傍に居る一倉に小声で言った。
「というわけなんで、室井さん10分ほど貸していただけないでしょうか?一倉捜査一課長」
「まぁ、10分くらいなら・・・」
「というわけなんで、室井さん喫煙所でお待ちしてます」
「馬鹿言うな!この忙しい時に出て行けるか!!」
一倉と青島の取り決めに、室井が反論する。
「湾岸署の存亡がかかってるんですよ!!」
「青島、安心しろ。俺が課長命令で今すぐ送り出してやる」
その言葉に、室井はギョッと目を見開いた。
青島はニンマリと笑みを浮かべると、無言で室井を促した。
「一体何やってるんですか、あんたは・・・」
青島の言葉に、室井は盛大なため息を吐いた。
「あんたが、すみれさん庇わないで誰が庇うんですか」
「お前と俺は違う」
二人っきりという安堵感からか、室井の口調がプライベート用の砕けたものになっていた。
偶然、傍を通りかかったすみれは、自分の名が聞こえたことに不思議がり、声のした方向に足を向けた。
たどり着いた先には、室井と青島が話していた。
「何が違うんですか!」
明らかな青島の怒りの口調に、室井の眉間に皺が寄る。
「お前はすみれの同僚であり相棒だ。だから、彼女が暴走してもフォローしてやればいい。だが、俺はすみれの上司だ。上司たるもの、部下が暴走したら処罰を下さなければならない・・・」
室井はいったん言葉を切ると、息を吐いた。
「こんなことを言ったら逃げに聞こえるかもしれんが、俺はもう二度と彼女に処罰を与える立場の人間にはなりたくないんだよ」
「だったら、何も他の捜査員の前であんなに無下に扱わなくてもよかったじゃないですか。悪いのはすみれさんを侮辱したあの若い捜査員でしょ?すみれさんの方が被害者なのに、彼女が悪いみたいな扱いじゃないですか」
「ああしなければ、すみれはあの捜査員に手を出していた。たとえ、すみれに非はなかったとしても、手を出した以上は処分を下さなければならない」
「それはそうですけど・・・」
「過去に傷を持つ人間の主張など、上層部には関係のないことだ。特に、彼女には相良純子の一件があるからな」
「でも!」
反論しかけた青島を、室井は穏やかな表情で見る。
自分の感情を素直に出せる青島がうらやましかった。
「俺はな、こんな下らない蔑さみや誹謗中傷に過剰に反応して、すみれの経歴に泥を塗りたくはないんだ。特に、今回の件はすみれが嫌うパターンだ。過剰に反応することは分かっていた。だからこそ、あえて憎まれ役を演じたんだ。怒り爆発のすみれを説得することなど、不可能だろ?」
室井の言葉に、青島は深く同意する。
「憎まれてもいい。恨まれてもいい。とにかくすみれを守りたかった。そのせいで、二度とすみれが口を聞いてくれなくなったとしてもな」
「室井さん、それすみれさんに伝えました」
青島の言葉に、室井は自嘲した。
「どうも、自分の感情を上手く表せなくてな。思った事の半分も相手に伝わらない事の方が多いんだ」
「室井さんの心情、ちゃんとすみれさんに伝えた方がいいですよ。大丈夫。すみれさん優しいから、ちゃんと室井さんの事分かってくれますよ」
すみれは二人に気付かれないように、そっとその場を後にした。
先程までの怒りはどこ吹く風。
思いもかけない室井の告白に、すみれの表情は嬉しさのあまりゆるんでいた。
「しょうがない。仲直りしてやるか」
すみれはそう言うと、気合を入れる為に小さくガッツポーズをした。
「室井管理官、コーヒーお持ちしましょうか?」
聞こえるはずも無い愛しい人の声に、室井は驚いて顔をあげた。
目の前には、挑むような視線をしたすみれが立っていた。
(さぁ、どうする?室井さん。ここでノーサンキュウなら、あなたと私の関係もノーサンキュウよ。でも、イエスと言ったら・・・一生離してやらないんだから!)
暫し無言ですみれを見ていた室井は、ふっと表情を和ませてすみれに言った。
「あぁ、頼む」
プライベートで浮かべる表情をされて、すみれの頬が微かに赤くなる。
(室井さん、その表情は反則よ・・・)
すみれは内心そう思いながらも、希望通りの答えを得られて満面の笑みを浮かべた。
「青島君!」
機嫌の直ったすみれが、青島を呼び止めた。
「何?」
「上に行くんなら、室井さんに伝えて。おいしい日本料理屋見つけたからって」
「すみれさん、仲直りしたんじゃなかったの?」
「したよ〜。それとこの件は別〜〜。人の行動暴走呼ばわりした事についてはちゃんと謝罪してもらうも〜ん」
すみれの言葉に、青島の表情が蒼白になる。
「すみれさんもしかして・・・」
すみれは雑誌のページを嬉しそうに捲りながら、鼻歌混じりに青島に告げる。
「聞いてたよ〜。この事室井さんに伝えてくれたら、青島君の分はチャラにしてあげる〜」
「・・・」
恩田すみれ、転んでもただでは起きない女。
「あ、そうだ。すみれさん、女子トイレで泣いてたってほんと?」
興味津々といった様子で、青島はすみれに聞いた。
「いつ?」
怪訝な表情を浮かべながら、すみれが青島に聞き返す。
「会議室でやりあった時だけど」
青島はすみれの反応に戸惑った。
「あ〜、あの時。人間、悔しい時にも涙って出るのね〜」
すみれの答えに、刑事課のあちらこちらで派手な音がした。
すみれは不思議そうに周りを見る。
「すみれさん、悲しくて泣いてたんじゃないの?」
「?」
「室井さんがかばってくれなくて・・・」
違うのという顔で青島が言う。
「何であたしがそんな事で、悲しくならなきゃいけないの?」
「普通はなるでしょ」
「だって、何時もの事じゃない」
「じゃぁ、何で悔しがってたのさ」
「そんなの決まってるじゃない!あのボンクラ捜査員を一発殴ってやろうかと思ったのに、室井さんが止めたからよ!!」
すみれの発言に、刑事課の面々が呆れて突っ込む。
『止めるでしょ。普通は』
(室井さん、俺ほんとあんたを心底尊敬しますよ)
室井にしてみれば、嬉しくない尊敬の念を青島は抱いたのだった。